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アジ化ナトリウムのメーカー6社一覧や企業ランキングを掲載中!アジ化ナトリウム関連企業の2025年4月注目ランキングは1位:米山薬品工業株式会社、2位:キシダ化学株式会社となっています。 アジ化ナトリウムの概要、用途、原理もチェック!
アジ化ナトリウム (Sodium Azide) とは、分子式NaN3で表される、常温で白色の結晶性の粉末の物質です。分子量は65.01であり、比重は1.85、沸点は約300℃、融点は275℃です。
2025年4月の注目ランキングベスト2
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 米山薬品工業株式会社 |
50.0%
|
2 | キシダ化学株式会社 |
50.0%
|
アジ化ナトリウム (Sodium Azide) とは、分子式NaN3で表される、常温で白色の結晶性の粉末の物質です。分子量は65.01であり、比重は1.85、沸点は約300℃、融点は275℃です。
アジ化ナトリウムは水や液体アンモニアにはよく溶けますが、エタノールやエーテルには難溶です。
金属と触れると爆発する危険性があるため、秤量する際はプラスチック製のスパーテルを使用することが推奨されます。
消防法では第5類自己反応性物質として、労働安全衛生法の名称等を表示すべき危険有害物に指定、さらに毒物及び劇物取締法でも毒物に指定されています。
アジ化ナトリウムを吸入または経口ばく露した場合、めまいや呼吸困難、痙攣などの症状を引き起こす恐れがあります。取り扱い場合は、火災や爆発、ばく露に注意することが必要です。
アジ化ナトリウムの主な使用用途には以下の5つがあります。
アジ化ナトリウムは熱力学的に不安定な物質であるため、融点を超える温度によってナトリウムと窒素に分解します。これを利用して、先に述べたように過去にはエアバックで使用されていました。
またアジ化ナトリウムは、酸に反応し有毒で爆発性あるアジ化水素(HN3)を発生させます。
アジ化水素はアジ化ナトリウムと同等の毒性を発揮することに加えて、血管拡張や気管支炎を引き起こす恐れがあるため十分な注意が必要です。
工業的には、Wislicenus process と呼ばれる方法で製造されています。これは、液体アンモニウムからナトリウムアミド(NaNH2)を経て亜酸化窒素 (N2O) と反応させる製造法です。
参考文献
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/26628-22-8.html
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/7782-79-8.html