全てのカテゴリ
閲覧履歴
RDXについての概要、用途、原理などをご説明します。また、RDXのメーカー11社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。RDX関連企業の2024年10月注目ランキングは1位:富士通コワーコ株式会社、2位:株式会社データストレージ、3位:ナガセテクノサービス株式会社となっています。
RDX (Removable Disk Exchange) とは、取り外し可能なディスクを使用するデータバックアップシステムです。
RDXは、テープ型とディスク型の利点を併せ持っています。小型・軽量でありながら、非常に頑丈で高さ1mから落としても大丈夫なくらい物理的な衝撃に強いことが特徴です。
RDXカートリッジを専用ドライブに挿入し、USBケーブルでパソコンに接続することで、データを転送することができます。このため、外付けディスクに似た感覚での利用が可能です。
さらに、RDXはオフラインで持ち運んだり、外部で保管したりすることができるため、重要なデータをネットワーク経由でのコンピュータウイルスの攻撃から保護する役割もあります。
RDXの主な使用用途は、中小企業やSOHO (Small Office, Home Office) におけるシステムやデータのバックアップです。中小企業や個人事業主の場合、専門の知識を持ったエンジニアがいないケースも多く、テープによるバックアップは取り扱いが難しいです。
RDXであれば比較的取り扱いが簡単なため、専門的な知識がなくても重要なデータを頑丈なRDXカートリッジにバックアップすることが可能です。また、RDXはデータの移行や転送にも有用です。
例えば、旧式のシステムから新しいシステムにデータを移行する場合には、RDXを使用してデータを取り込むことができます。また、多数の場所に分散して保存されたデータをまとめるためにもRDXを使用します。
さらに、RDXはオフサイトでのデータ保管にも適しています。データをRDXカートリッジに保存し、オフサイトの保管場所に移動することで、自然災害やデータ漏洩などのリスクからデータを守ることが可能です。
RDXは、SATAもしくはUSB3.0のインターフェースを持つドライブと着脱可能なカートリッジから構成されています。カートリッジは、ハードディスクドライブもしくはSSDを内蔵し物理的な衝撃を吸収する緩衝剤を装備しています。
システムやデータをカートリッジ内のハードディスクドライブもしくはSSDへコピーすることでバックアップが可能です。バックアップ後に取り外して安全な場所に保管することで、コンピュータウイルスからの攻撃を防御できます。
また、大きなサイズのデータをバックアップする場合は、複数のカートリッジを使って対応します。
USB3.0のインターフェースを持ち、1個のRDXカートリッジを挿入することができます。コンピュータからは外付けディスクとして取り扱うことができるので、さまざまなバックアップソフトウェアの利用が可能です。
パソコンの5インチベイもしくは5.25インチベイに取り付けることができます。接続インターフェースには、USB3.0とSATAの2つのモデルが存在します。通常の内蔵ディスクとして取り扱うことができます。
複数のRDXカートリッジを一度に装着可能で、ラックマウントできるタイプです。コンピュータとは、10Gbネットワークで接続されます。主にサーバ向けの製品です。
コンピュータのデータをバックアップする方法には、テープ型とディスク型の2つの大きな種類があります。
1. テープ型
テープ型は、カートリッジが丈夫でコストが低いという利点がありますが、順次アクセスしかできません。そのため、任意のデータを取り出すことができず、データの転送速度も遅くなります。また、テープからコンピュータに転送するのが面倒なことも欠点です。
2. ディスク型
ディスク型は、ランダムアクセスが可能な上、任意データを取り出すことができます。データの転送速度も速く、転送手順も簡単なことが利点ですが、衝撃に弱いという欠点があります。
これらの欠点を補うバックアップ方法が、RDXによるバックアップです。RDXのカートリッジには小型のHDD (ハードディスクドライブ) が内蔵されており、衝撃吸収材で覆うことで、衝撃からHDDを守ることができます。
RDXは一般的な外付けHDDと同じように利用できるため、衝撃に弱いというディスク型の欠点を補いつつ、HDDの長所を活かすことが可能です。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
2024年10月の注目ランキングベスト8
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 富士通コワーコ株式会社 |
24.1%
|
2 | 株式会社データストレージ |
20.7%
|
3 | ナガセテクノサービス株式会社 |
17.2%
|
4 | EIZO株式会社 |
13.8%
|
5 | 株式会社ネットワールド |
10.3%
|
6 | タンベルグデータ株式会社 |
6.9%
|
7 | 株式会社イグアス |
3.4%
|
8 | 日本電気株式会社 |
3.4%
|
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2024年10月のRDXページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社