ドックシェルター

ドックシェルターとは

ドックシェルター

ドックシェルターとは、トラックやコンテナなどが工場や倉庫、物流センターに入庫する際に、搬入口とトラックの荷台との隙間を密着させて埋める気密装置の事を言います。そしてドックシェルターという名前の由来は、ドックシェルターの見た目の形が犬小屋の入り口の形状に似ていることから付けられています。

ドックシェルターによって、雨風や紛塵などの外気の影響を最小限に抑えることが可能になり、施設内の環境を清潔に保つことよって施設内衛生管理の向上が実現出来ます。また外気の流れを遮断することによって臭気の発生を防ぎ、防臭効果もあります。そして冷気と暖気の流入を抑制することによって、エネルギーのロスを防ぎ、エネルギー効率の向上が可能となります。

ドックシェルターの使用用途

ドックシェルターの使用用途は、倉庫や工場といった温室管理が必要になる場所です。例えば、冷蔵や冷凍品といった食品関係や精密機器といった電子機器類、また医薬品やアパレル商材など幅広い物を保管する場所です。

ドックシェルターには二つの様式があります。まず一つ目は、固定式のドックシェルターです。これは搬入口の高さが決まっているのが特徴です。もう一つは、可動式のドックシェルターです。これは搬入口を動かせることが特徴で、トラックの高さに合わせて搬入口の高さが調節可能です。

そしてドックシェルターの密着性の高さから、外気との空気の漏れを防止することで、ドックシェルターの空調の稼働電力を節約でき経費を削減する効果があります。

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