自社ホームページを活用したPRは現代では必須ですが、中でも上手い広告や特色のあるホームページを運用している会社を3社ピックアップしました。
BtoB製造業のホームページ活用事例まとめ
大日本印刷株式会社
大日本印刷はその社名から、印刷会社のように思われがちですが、印刷だけでなく情報イノベーション、衣食住を支える生活産業関連、エレクトロニクス部門など非常に様々な分野に進出している企業です。身近なところで言えば決済サービスや本人認証サービスなど大日本印刷の技術で我々な生活は非常に便利になっています。
情報の関する事業が専門なだけあって、Discover DNPと呼ばれるメディアページを自社HP内に掲載しており、よくあるHP内のニュースや新商品発表だけでなく、読み物としても面白い記事が多数掲載されています。情報のこれからについて興味があれば、是非ともDiscover DNPをご覧ください。
Discover DNP
https://www.dnp.co.jp/media/
JFEスチール株式会社
自動車、造船、産業機械、土木、建築、容器、家電、エネルギー、これら全ての分野で使用されているのが鉄であり、JFEスチールは鉄を作る会社です。
メーカーにおいて、取引先への品質をPRする上で、工場に顧客を招き、工場を見学してもらうことは非常に有用です。しかし、現在コロナ渦において、訪問を避けたい取引先もいれば、来場してほしくはメーカーも多数で、従来のような工場見学での信頼度を高めることが困難になっています。
製鉄メーカーのJFEスチールは、HP上にバーチャル工場見学のページを掲載しています。もちろん、実際に見学した方が担当者からの説明や、音・気温などの環境や、作業員の様子も確認できるので、多くの情報を得られることは間違いありません。しかし、バーチャル工場見学のページを設けることで、工場における製造工程の概要を事前に把握いただけるため、WEB面談でも話が進みやすくなるメリットもあります。
また、採用面においても、具体的にはどのようなことをしている会社なのか、がすぐ分かるため有用なツールと言えます。
HP
https://www.jfe-steel.co.jp/index.html
バーチャル工場見学
https://www.jfe-steel.co.jp/movie/plant.html
株式会社アルバック
アルバックが作る装置やコンポーネント、材料は、自動車、TV、食品、薬品、PC、スマートフォン、太陽光パネルなど、多彩な分野のメーカーのモノづくりを支えています。メーカーの技術によるものもあれば、アルバックの技術なしでは作れない製品もあります。
ULVAC SHOWCASEと呼ばれる製品サイトを別サイト化して運用しています。真空装置を構成する真空機器にフォーカスをあて、アルバックグループが生産・販売をする製品を一堂に集約した総合サイトです。余計な情報が取り除かれた製品専用サイトのため、デザインも直観的なサイトに仕上がっており検索も容易で分かりやすいのが特徴です。
ULVAC SHOWCASE
https://showcase.ulvac.co.jp/ja/
企業のホームページは会社概要、製品、採用、アクセスなど構成が大体同じですが、この3社のように特徴のあるホームページは他社と差別化することができるため有用です。JFEスチールが採用しているバーチャル工場見学はメーカーにとっては必須になるかもしれません。