種まき機とは
種まき機とは、その名の通り、野菜や穀物などの種まきを効率よく行うための農業用の機具です。別名「播種機(はしゅき)」とも言い、様々な種類の機械が販売されております。また、簡単に種まきができるので、家庭菜園でも使用されることもあります。
野菜や穀物の種類、作付け面積などに合わせた、種子のまき方の異なる種まき機があります。穀類や野菜などの種子を一定間隔にまくための「条播式」、豆類などの種子をすじ状にまく「点播式」、牧草や穀類などを地表面にばら撒きにする「散播式」などのタイプがあります。
種まき機の使用用途
種まき機は、本格的な農家から家庭菜園まで、野菜や穀物の種まき時に使用されます。使用する場面、育てる野菜や穀物の種類にあわせて種まき機を選択する必要があります。
面積の大きい畑で使用するなら、本体が大きく、一度にまける種子の数も多い「条播式」が適当です。また、小規模な畑や家庭菜園には、細かく必要な数のタネをまける「点播式」が向いています。さらに、水稲や牧草などの苗作りには、薄く均一にばら撒くことのできる「散播式」が適しています。