JPCAの略称で知られる日本電子回路工業会は国内唯一の電子回路製造業の業界団体です。あらゆる製品が電子化され、IoTやDXといったデジタル分野での技術が発展する昨今、電子回路は非常に重要な役割を占める製品ということができます。今回はこの電子回路に関する代表的な展示会である電子機器トータルソリューション展について紹介します。
電子機器トータルソリューション展とは
電子機器トータルソリューション展とは一般社団法人日本電子回路工業会(JPCA)が主催する展示会であり、JIPA Show、マイクロエレクトロニクスショー、JISSO PROTEC、SDGsデバイス展、WIRE Japan Showなどの複数の展示会から構成されています。年1回、東京での開催を基本としていますが、詳細な開催情報はホームページでご確認ください。
公式サイト: 電子機器トータルソリューション展
電子機器トータルソリューション展に出展するメリット
JPCA Showはあらゆる電子・情報通信・制御機器に使用される電子回路、センサーやウェアラブル技術などの広く電子回路に関する企業を出展対象としていることから、幅広い層の顧客集客が見込まれます。比較的関連性の高い展示会が多数併催されており、関連するセミナーや講演会も多く開催されているため、これらの参加者を取り込めれば新規顧客獲得のチャンスに繋げることができます。
電子機器トータルソリューション展の出展費用
電子機器トータルソリューション展の出展費用のうち、出展料金はホームページや開催案内から確認できます。一例として2022年開催時の一般価格は1小間(9m2)あたり451,000/小間が基本価格です。早期申し込み割引や会員企業割引などの割引を受け、20小間以上のスペースでの出展を行えば\338,250/小間まで割引を受けられます。詳細な価格については開催時期によって異なる可能性があるため、都度ご確認ください。 なお上記費用には設営や装飾、電気や給排水設備の費用は含まれていません。これらの設備は必要に応じて出展者での調達が必要ですが、出展者サポートプログラムと呼ばれるサービスを利用することも可能です。この詳細については出展社説明会で案内されるため、内容については説明会に参加いただくか、本展示会の本部事務局である一般社団法人日本電子回路工業会、または運営事務局である株式会社JTBコミュニケーションデザインに問い合わせをお願いします。
電子機器トータルソリューション展は顧客獲得が見込める展示会
電子機器トータルソリューション展はあらゆる電子回路に関する製品やサービスについて広く網羅した展示会です。開催規模も大きく、顧客の多くは商談を目的として来場することから、集客面で有用な展示会といえます。さらに関連するセミナーや展示会が併催されるため、その他の展示会の参加者を含めより多くの新規顧客獲得が見込める展示会といえるでしょう。