空気コンデンサ

空気コンデンサとは

空気コンデンサは、導電体間に空気を絶縁体として用いたコンデンサです。

導体として金属板が使用され、金属板の間に空気が充填されています。空気の高い絶縁性と低い誘電率は、コンデンサの性能に影響を与えます。一般的に、空気コンデンサは高周波や高温の環境で使用されることが多く、安定性や信頼性が求められる環境に適しています。

主な特徴は、高い耐久性と安定性です。空気絶縁は、高温や高湿度などの厳しい環境にも耐えることができます。また、高周波帯域での使用に適しており、通信システムや放送機器などで広く使用されています。一方で、一般的にサイズが大きく、容量が小さい傾向がありますが、高い品質因子 (Q値) と低損失を提供します。