自給式呼吸器とは
自給式呼吸器とは、酸素や空気などの呼吸可能なガスを供給する装置です。
活用場所としては、消防や建設、製造、農業など多岐にわたり、危険な環境での作業に利用され、酸欠や有害なガス、粉塵などの環境下での安全な作業を支援します。危険な環境下での安全な作業が可能であり、携帯性が高く操作も簡単です。
呼吸筒からの吸気がフィルターで浄化され、吸気弁を通してボンベから供給され、呼気口から排気される仕組みです。ボンベに圧縮された空気や酸素が貯蔵され、吸気弁を介してマスクやヘルメットに送られ、呼気口から排気される基本的な構造です。なお、空気呼吸器と酸素呼吸器の2つの基本タイプがあり、警報機能、通信機能、表示機能が搭載されたものも存在します。