コンベアオーブンとは
コンベアオーブンとは、トンネル状の中に耐熱コンベアを設置したオーブンです。
コンベアの速さや炉内の温度を調整することにより、対象物に合った加熱・乾燥を行います。入口と出口が異なり、通過する間に加熱・乾燥するしくみであることから、ひとつひとつの完成を待たず次々に食材を投入できることが特長です。トンネル部分の長さやコンベアの数など多様な機材が販売され、加熱方式としては主に遠赤外線を使用するものと熱風のジェット噴射を行うものに分けられます。
調理用のものは、大量生産を行う食品工場や大規模な厨房で利用されています。印刷業界やレジン・銀等の加工でも同様のしくみのものが乾燥・硬化のために利用され、「コンベア乾燥機」や「コンベア式硬化装置」などの名称も使用されています。