コンクリートカンナとは
コンクリートカンナとは、コンクリートの表面を削ることで滑らかにする工具のことです。
カンナというと木材をカンナ掛けするように薄い膜を削るというイメージが強いですが、コンクリートカンナはやすり掛けに近いです。同じような用途で使用するものとしてグラインダーがありますが、グラインダーは比較的狭い範囲を滑らかにするもので、コンクリートカンナは広範囲のコンクリート表面を滑らかにできます。
コンクリートカンナの使い方
コンクリートカンナはコンクリートの表面に這わせ、滑らせることで表面を削ります。かなり大きな音が出るため、騒音対策だけでなく、使用する人も耳栓やイヤーマフなどで対策が必要です。
また、かなりの粉塵も発生するため、防塵マスクも着用します。広範囲でコンクリートカンナを使用する場合は同時に集塵機を使用することが推奨されます。
コンクリートカンナの選び方
コンクリートカンナを選ぶ際に気を付けることは以下3点です。
1. 砥石のサイズ
コンクリートカンナには回転する砥石がついていますが、サイズによって一度に研削できる面積が変わります。広範囲で使用したい場合は砥石のサイズが大きいものを選びます。
2. 回転数
コンクリートカンナのパワーは回転数によって決まります。回転数が増えるるほど研削のスピードも上がるので、よりスピーディーに表面を滑らかにすることができます。しかし、回転数が高いと操作性が悪くなりやすいため注意が必要です。
3. 重量
コンクリートカンナの操作性は重量によって大きく変わります。手で持ちながらの操作がほとんどのため、重すぎると手首に負担をかける可能性があります。購入する場合は、実際に持ってみて操作性に余裕があるものを選ぶことが大切です。