深刻な問題の地球温暖化の解決のために、ノンフロンという選択があります自然冷媒冷却設備-自然冷媒冷却設備

深刻な問題の地球温暖化の解決のために、ノンフロンという選択があります自然冷媒冷却設備
九低システム株式会社

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この製品について

■自然冷媒冷凍空調機器について私たちは、快適な室温で過ごしたり、新鮮な食品を長持ちさせるために、空調機器や冷凍・冷蔵装置を使っています。これらの機器は、器内の温度を下げるために、室内・機器その外に移動させる働きをしていますが、その熱を運ぶ働きをするのが「冷媒」です。

これまで、冷媒にはその優れた物性から人工のフッ素化合物であるフロン類が使われてきましたが、フロン類はオゾン層を破壊したり、地球温暖化を促進するので、より環境負荷の少ない物質を冷媒として使用する技術開発が進み、実用化されています。

その代表例が、アンモニア (NH3) 、二酸化炭素 (CO2) 、水 (H2O) 、空気、炭化水素 (HC) で、これらはいずれも自然界にもともと存在している物質であるため、「自然冷媒」と呼ばれています。

主な自然冷媒の特徴
■アンモニア冷媒 (NH3) 実は、フロン類が普及する以前、アンモニアは冷媒として一般に広く使われていました。しかし、「冷却温度-30℃以下では性能が低い」「毒性・臭気性があり、人に接するおそれがある空間への供給には危険性がある」といった欠点があったため、冷媒としてフロン類が優位を占めるようになりました。

しかし、近年ではこれらの問題点も解決され、フロン類による地球環境への影響が問題となるにつれて、アンモニアの冷媒としての優位性が見直され、製品化が進められています。

なお、アンモニア冷媒は毒性を持っているため、「間接冷却方式」が推奨されてきましたが、これは従来のアンモニア冷媒だけを使う「直膨冷却方式」と比較すると、条件によってはエネルギー効率が悪くなるという難点を持っていました。

しかし、現在では技術開発が進み、二酸化炭素冷媒と組み合わせたアンモニア間接冷却方式において高効率化を、また直膨冷却方式においても高い安全性が実現されています。

■アンモニア冷媒の特徴・使用冷媒量が少量で済む (フロン系冷媒より熱伝達率が良いため) 
・フロン系冷媒と比較し、冷凍・冷蔵・空調用の温度でのCOPが良い

■使用例産業用冷凍冷蔵倉庫など