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脊椎 医療インプラント用 低ニッケル高窒素オーステナイトステンレス ERGSTE 9.9007CN
株式会社ジャイカム・パシフィック



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この製品について

■概要

Ergste 9.9007CNは、高窒素ステンレスシリーズにおける最新開発製品です。生体親和性を高めるため、ニッケルを除外することを長年に渡って目標としてきました。Ergste 9.9007CNの融解には、厳選した高純度の原材料を使用。 その結果、ニッケル含有量は0.05%以下となり、マイクロスラグ含有レベルは非常に低い値となっています。再溶融のため、加圧エレクトロスラグ再溶融 (PESR) を行っています。従来までニッケルフリーの高窒素ステンレスの化学組成は、非常に高いレベルで窒素1%およびマンガン20%を含んでいました。 窒素の溶解度は限られているため、窒素含有量が高いほど窒化クロムの析出物を形成する傾向があります。マンガンは、固溶体中に窒素を保持しなければなりませんが耐食性も損ないます。機械加工性は、窒素含有量が増加するにつれて、より困難になります。 これらの好ましくない影響の解決策は、窒素を炭素に置き換えることでした。伝統的な冶金では、従来のオーステナイトステンレスにおいて、高い炭素含有量は不利に働きます。しかし、それが窒素・炭素と組み合わせて使用される場合、過剰な窒素の使用が引き起こす問題を解決することができます。 バランスの取れた組成設計は、慎重かつ周到な分析を行い、導き出された結果によるものです。

■特徴

・「ニッケルフリー」 (ニッケルmax.0.05%) ・高い静的強度および疲労強度 ・優れた耐食性 ・非磁性

■アプリケーション

Ergste 9.9007CNは、高強度を求められる必要のある用途に適しています。ニッケルフリーのニーズの高まりにより、歯列矯正ワイヤー、非磁性,ニッケルフリー針および脊柱に使用されています。

■機械加工性

チップ破壊ゾーンにおける歪み硬化のため、機械加工性は従来のステンレス鋼に比べて劣る。生産プロセスの最適条件を見つけるために、パラメータはツール,潤滑剤と共に評価する必要あり。

  • シリーズ

    脊椎 医療インプラント用 低ニッケル高窒素オーステナイトステンレス ERGSTE 9.9007CN

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脊椎 医療インプラント用 低ニッケル高窒素オーステナイトステンレス ERGSTE 9.9007CN 品番1件

商品画像 品番 価格 (税抜) 非磁性 焼鈍 非磁性 冷間加工 耐食性 熱処理 焼鈍 (1,050℃) 後のマイクロストラクチャ ヤング率 密度

Ergste 9.9007CN

要見積もり

μr:1.001-1.002

μr:1.004-1.005
冷間加工後においてもErgste 9.9007CNは完全なオーステナイト状態に保つことが可能

オーステナイト系ステンレスにあって特に優れた耐食性能を発揮

溶体化焼鈍温度:min.1,050℃
沈殿防止を避けるため急速冷却を行う必要あり仕上り状態で材料を加熱すると脆化の原因となり得る

従来の高窒素Cr-Mn-N鋼 窒化クロム沈殿

194GPa

7.79

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