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ワブリングレーザ加工機 (ALIMS-3)-ALIMS-3
ワブリングレーザ加工機 (ALIMS-3)-株式会社最新レーザ技術研究センター

ワブリングレーザ加工機 (ALIMS-3)
株式会社最新レーザ技術研究センター



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この製品について

■用途

ビームを数パターン (円、楕円、8の字パターン、線状パターン) でオシレーション欠陥の少ないレーザ溶接などを行う装置

■ワブリングレーザ溶接

・3kWシングルモードファイバーレーザ装置と高速スキャナーを用いて各種金属をワブリングレーザ溶接をすることにより安定した突合せ溶接継手を製作できる。 ・レーザビームを上図のように高速回転しながら、移動することによりワブリング溶接ができる アルミニウム合金 (A5083) のワブリングレーザ溶接部 (板厚:2mm)

■特長

・ポロシティが低減した。 ・金属組織が微細であり、デンドライト組織が細かく、継手性能の向上があった。とくに、溶接金属の硬度の低下が減少した。 ・表面ビード幅と裏面のビード幅に大きな差がない井戸型のビード形状で、角変形が少ない。 ・安定した突合せ溶接継手が得られた。 ・溶接速度も20~30mm/s と高速である コバルト基超合金 (板厚:2mm) のワブリングレーザ溶接継手の断面マクロ写真を右の写真を示す。

■特長

・ポロシティの低減が可能 ・金属組織が微細であり、継手の機械的性能の向上が期待できる。 ・ビード形状が写真からもわかるように表面ビード幅と裏面のビード幅に大きな差がない井戸型のビード形状が可能で、角変形が少なく、裏面ビード幅が広いので、シームトラッキングが容易。 ・安定した突合せ溶接が可能次のアルミニウム合金の溶接でも同じ結果が得られた。

■実験結果のまとめ

以上の実験結果を求めると次のようである。 ・ワブリングレーザ溶接では、溶込み形状に及ぼすワブリング条件の影響は大きい。ワブリング径を大きくすると、「たこの足状」の溶込み形状が現れる。また、表面ビード幅と裏面ビード幅の差が少なくなる。ワブリング周波数を大きくすると、ビード幅が大きくなり、ビードがより滑らかになる。 ・各種材料のレーザ溶接条件について、適切にワブリング条件を選ぶ必要がある。 ・ブローホールの発生は非常に少なかった。 ・凝固割れの発生は見られなかった。 ・ワブリングレーザ溶接は薄板の突合せ溶接に適している。 ・溶接金属の凝固組織や機械的性質などへの影響についてはさらに研究をする必要がある。

  • シリーズ

    ワブリングレーザ加工機 (ALIMS-3)

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この商品の取り扱い会社情報

会社概要

当社は2008年3月に、設立された名古屋大学発のベンチャー企業です。1967年に卒論で溶接割れの研究を始めてから溶接技術の研究・開発を50余年間行ってきました。またレーザ加工技術の研究・開発は1980年より、川崎重工業、...

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  • 本社所在地: 愛知県
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