All Slidタイプスタンダードタイプ及び二段付ストレートシャンクバニシングツール・フューチャーモデル-バニシングツール・フューチャーモデル

All Slidタイプスタンダードタイプ及び二段付ストレートシャンクバニシングツール・フューチャーモデル
バニシングツール株式会社

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この製品について

従来のストレートフルートタイプの工具の外周に設けた2条の油溝で、切削油をスムーズに加工点まで流します。油溝は工具の先端に向かって左回りにねじれた形で施してあり、排出する切粉が切削油の動きを遮らずに加工点まで切削油が行き渡るので、摩擦が抑えられ切粉でキズが付くこともありません。

製品としては主にスタンダードタイプ及び二段 (面取り) 付でAll Slidタイプのみの製作となります。軸もストレートシャンクのみとなりますが近い将来、多段付、テーパーシャンク、Top Solidも製作可能となります。

従来から知られる直溝ドリルでは、切削油は真直な溝を伝わって流れよく刃先に注がれるために、一般的に広く使用されている、つるまき溝を設けたツイストドリル (ねじれ錐) よりもうまく注油することができます。しかし、排出される切り屑で切削油の流れが妨げられるため、切刃に対し必要十分に注油できなくなることがあります。

このために切刃の受ける摩擦が大きくなって熱を持ち、切れ味が落ちて切削速度が低下し、さらには摩耗して長時間の使用に耐えなくなっていました。

ニューバニシングドリル／リーマは切削屑排出溝と、これと別位置に設けた注油溝により、切り屑に妨げられることなく切刃に対し切削油を必要十分に供給することができます。そのため、切刃の摩擦を軽減して加熱することなく切れ味よく切削を続けることができます。

■構造先端が円錐状をなすロッドの周面に、先端開口部に切刃を有するV型の切屑排出溝を180°位置を違えて形成した直溝ドリルにおいて、切屑排出溝と同様の注油溝を該一対の切屑排出溝の間に形成し、この注油溝の先端開口部には切刃を設けていません。

■詳細な説明ロッドの周辺に180°位置を違えてV型の縦溝を形成し、該溝の先端部に切刃を設けて切屑排出溝とした直溝の改良構造に関し、詳述すれば一対の切屑排出溝の間に切削油の注油溝を設けたことを特徴とするものです。