コーンサイドビューアー CSVシリーズ
有限会社フィット

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この製品について

コーンサイドビューアーは、従来難しかった円筒形の成型品などの側面の形状検査、傷・汚れ検査、絵柄、文字などの印刷品質検査を可能とします。また、検査方法の単純化により、安価な検査装置を実現できます。

■従来の検査方法では円筒形の製品検査は複数台のエリアカメラを設置するか、ラインセンサカメラと回転テーブルを用いなければ、検査を行う事が出来ませんでした。エリアカメラを用いる方法では、最低3台のカメラが必要で、検査精度によっては更に必要。高速な、又は複数台の画像処理装置が必要です。カラー画像処理は、同時にカメラ台数×3枚のモノクロ画像を処理しなければならず、高価なものになります。それぞれのカメラの角度を合わせる必要があります、また既存の設備への導入の場合は、設置スペースを確保できるとは限りません。一方ラインセンサを用いた方法では、検査精度は搬送装置の精度に依存するので、搬送装置が高価になりがちです、また検査を行う製品を回転しなければなりません。カラーラインセンサはありますが、高価なカメラとなります。以上のような理由から簡単には検査を行うことが困難でした。

■コーンサイドビューアーでは上記のような製品の検査を容易に実現することのできる、レンズとミラーを使用した光学系です。コーンサイドビューアーを用いることで、ペットボトルに使用するキャップなどの上面と側面の検査を、1台のカメラで行うことが可能となります。

■ソフトウェアコーンサイトビューアーを用いて取り込んだ画像 (コーン画像) は、人の目にはわかりにくい画像になってしまします。検出された欠陥部分を表示する場合も、帯のように展開された (正像) として表示した方が、確認が容易になります。このような表示を行うために、コーン画像を正像に変換するソフトウェア「Cone」をご用意しています。Coneは、カメラからのコーン画像を高速に正像に展開します。以下のような基本的な機能を持っています。
・カメラからの入力機能
・コーン画像から正像への変換
・コーン画像、正像の保存機能
コーン画像と正像は、ビットマップ形式およびPNG形式で保存することができます。