■試料量最大3gまで採取可能な燃焼法による炭素/窒素/硫黄分析装置928シリーズは、最新のハードウェアにマウント式タッチスクリーンモニターが搭載された、食品、飼料、肥料および土壌など、非常に広範囲なアプリケーションを燃焼法 (改良デュマ法) のテクニックを用いて、簡単な操作で測定する装置です。基本となる分析原理と性能は、従来のLECOマクロ燃焼法装置を踏襲し、スループット、ダウンタイム削減、信頼性の3点において更なる改良を加えました。試料量最大3 gまで (FP928モデル) の燃焼能力と迅速な分析時間、そして低ランニングコストという優れた特徴を有し、最大限の性能を発揮するように設計されています。

■分析対象物食品・飼料・土壌・肥料などの有機物

特長と利点
■ハイスループット分析と最小限のダウンタイム・FP928ではサイクルタイム5.3分を実現
・試薬寿命を延長し、還元銅は連続4,000分析が可能に (3ccアリコットループ) 
・100ポジションオートローダーを標準装備

■広範囲なアプリケーションに適した、汎用性と耐久性に優れたデザイン・横型、最大温度1,450℃のセラミックス製燃焼管は純酸素気流中でマクロサンプルを完全燃焼
・開口部が広く、繰り返し使用できる試料ボートがサンプリングを容易にし、効率的な燃焼サポート
・サンプルの灰分はボートとともに回収され、燃焼管のメンテナンス頻度を低減
・キャリアガスはヘリウムとアルゴンの両方に対応でき、ハードウェアの交換なしで切り替え可能

■低ランニングコスト・高効率な燃焼炉は酸化剤などの試薬類を充てんする必要がなく、インテリジェント制御により燃焼管や発熱体の長寿命化を実現
・サーモエレクトリッククーラー (FP/CNモデル) により試薬を使わずに水分を除去
・バラストタンクから一定量の測定ガスをサンプリング (アリコットシステム) するため、還元銅などの試薬の消耗は、試料量、成分、炭素量などに左右されず、一定で最小限度
・省エネ設計で電源容量は従来の半分以下

型番
FP928

シリーズ
有機元素分析装置 CNS928型

取扱企業
LECOジャパン合同会社

カテゴリ

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有機元素分析装置 CNS928型 FP928の性能表

商品画像	価格 (税抜)	試料量	サイクルタイム (EDTA、通常試料量)	検出方法	炉	オートローダー	動作環境	電源容量	寸法本体およびオートローダー	重量	分析範囲キャリアガス《10 cm3ループ》	分析範囲キャリアガス《3 cm3ループ》	分析精度キャリアガス《10 cm3ループ》	分析精度キャリアガス《3 cm3ループ》	使用ガスキャリア	使用ガス燃焼	使用ガス駆動
	要見積もり	窒素 (FP) 最大3.0 g、通常1.0 g 炭素 / 窒素最大1.0 g、通常0.5 g 炭素 / 窒素 / 硫黄最大0.3 g、通常0.2 g	5分 (12試料 / 時間)	窒素：熱伝導度法炭素 / 硫黄：非分散型赤外線吸収法	抵抗加熱炉 600℃ – 1,450℃ ±10℃	100 サンプル	温度：15℃~35℃ 相対湿度：20%~80% (結露なし)	200 V (+10%/-15%、230 Vに昇圧して使用) 、50/60 Hz、単相 14 A (最大) 、6 A (待機) 、分析時4,100 BTU/hr	高さ：112 cm x 幅：150 cm x 奥行：76 cm (装置の背面パネルから手前の脚までの長さは56 cm)	本体、オートローダー約178 kg モニター 10 kg	ヘリウム窒素 0.02 mg~300 mg アルゴン窒素 0.06 mg~300 mg	ヘリウム窒素 0.04 mg~300 mg アルゴン窒素 0.12 mg~300 mg	ヘリウム窒素 0.01 mg or 0.3% RSD アルゴン窒素 0.03 mg or 0.6% RSD	ヘリウム窒素 0.02 mg or 0.6% RSD アルゴン窒素 0.06 mg or 1.2% RSD	ヘリウム (99.99%) 、0.17 MPa ±10% アルゴン (99.99%) 、0.17 MPa ±10%	酸素 (99.9%) 、0.17 MPa ±10%	圧縮空気または窒素 (水分、油分を含まないこと) 、0.28 MPa ±10%