中村鍍金工業株式会社

① 三価クロム化成処理（通称：三価白）：ﾃﾞｨｯﾌﾟｿｰﾙZT444を使用しています。
② 黒色三価クロム化成処理（通称：三価黒）：ｼﾞｬｽｺTR-185を使用しています。
③ 着色三価クロム化成処理（ 赤・青・黄・緑・紫 ）：染料で着色した亜鉛三価クロム化成処理になります。塩水噴霧試験72時間合格します。
④ 高ニッケル亜鉛合金系：ニッケル14%＋亜鉛86％とニッケル成分が通常の合金鍍金よりも高いタイプの表面処理です。化成皮膜を施すことにより通常の亜鉛鍍金の10倍程度の耐食性を発揮します。白と黒の化成処理が可能です。φ0.8mmへも付けることが可能です。
⑤ ニッケル系：光沢ニッケル鍍金、無光沢ニッケル鍍金、黒ニッケル鍍金、ダブルニッケル鍍金、ステンレス素材にも各種ニッケル系鍍金を処理することが出来ます。
⑥ 無電解ニッケル：鉛フリー＆六価クロムフリー処理で日本カニゼンSEK-670を使用しています。
⑦ 黒色無電解ニッケル：通称ケンブラ処理。無電解ニッケル皮膜を黒色化させる弊社独自の技術です。黒ニッケル鍍金に似た色味を得ることが出来ます。
⑧ パシペート処理：ステンレスの不導体化処理。弊社は米国MIL規格Type-Ⅵ相当の処理になります。
⑨ 銅：銅鍍金だけの処理ですが、ノンクロム変色防止処理を施し変色し難くなっています。
⑩ スズ：:無光沢スズ鍍金になります。
⑪ キリンス：ノンクロム系のキリンス処理です。処理後に変色防止処理も施します。
⑫ 黒染（鉄系）：通常の鉄素材の黒染処理です。
⑬ 黒染（真鍮）：真鍮素材向けの黒染処理です。
⑭ 黒染（ステンレス）：ステンレス素材向けの黒染処理になります。
⑮ 金フラッシュ：ニッケル鍍金の上に膜厚0.01um程度の金メッキを施します。
⑯ 各種鍍金ハクリ：通常ハクリが困難なニッケル鍍金はじめ各種鍍金を素材へ与えるダメージを最小限にして剥がすことが出来ます。
⑰ 各種鍍金組み合わせ：「ニッケル＋スズの２層鍍金」、「銅＋スズの２層鍍金」、「ニッケル＋三価白の2層鍍金」、「無光沢ニッケル＋光沢ニッケル＋黒ニッケルの３層鍍金」、「銅+無光沢ニッケル＋光沢ニッケル＋黒ニッケルの４層鍍金」など各種鍍金を組み合わせることが出来ます。（組み合わせられない表面処理もございますのでご相談ください。）
⑱ 鉄・真鍮・りん青銅・ステンレス・アルミニウムなど、各素材に対して各種鍍金することが出来ます。
⑲ 処理対応サイズ：φ0.6～各種表面処理可能です。
⑳ 各種分析：弊社近隣に東京都鍍金工業組合環境科学研究所があり、各種表面処理に対応した分析をお受けしております。（ICP分析、塩水噴霧試験などご相談ください。）
その他、表面処理に対する疑問・質問もお待ちしております。
お気軽にご相談ください。

■沿革概略
１９４６年 会社創立
バレル・引掛け・網付けメッキで
医療部品のメッキを主に行なう。
１９５０年代 ネジ関係のメッキが多くなる。
１９６０年代 全自動メッキ装置を複数導入。
引掛けメッキ設備廃棄
１９６６年 精密ネジの立上げに関わる。
１９６８年 排水設備導入
１９７３年 クロム（ﾛｰﾀﾘｰｸﾛｰﾏｰ）導入。
網付けメッキ設備廃棄
１９７０年後半 全自動メッキ装置を廃棄。
ほぼ現在の手動メッキの形式になる。
１９８３年 無電解ニッケルメッキ設備を導入
１９８７年 クロム（ﾛｰﾀﾘｰｸﾛｰﾏｰ）廃棄。
１９８８年 排水設備再導入
１９９３年 三価クロムバレルメッキを導入
（現在も研究中）
２００２年 亜鉛三価クロメートを開始
２００３年 亜鉛ジンケート浴導入。
２００６年３月 鉛フリー無電解ニッケル導入
２０１０年５月 ハイニッケル亜鉛合金鍍金

㈱東京鋲兼
イワタボルト㈱
エトー㈱
㈱ユニタス
㈱鋲定本店
㈱降矢技研
㈱ナテック
磯貝鋲螺工業㈱
㈱ユニオン精密
㈱タカヤマ
羽鳥産業㈱
その他：多数
【敬称略】