製品

株式会社新免鉄工所

大阪府
1916年
60人

会社概要

株式会社新免鉄工所は、大阪市に本社を置く創業109年の表面処理の専門企業です。グリットブラストおよびアルミナブラストによる表面処理、防食溶射、防食塗装を主力事業として展開しており、金属をはじめ多様な素材の素地調整・腐食対策に注力してきました。長年培ってきた技術とノウハウを強みに、精度の高い加工を提供しつつ、顧客の多様な要望に柔軟に対応できる点が特長です。

その表面処理の専門企業が提供するレーザーソリューションが『STN』です。

近年は既存のブラスト技術に加え、狭隘部やボルト頭など既存のブラストでは処理の難しかった部分への適用により高度な加工が期待されるレーザーによるブラスト処理の開発・導入にも力を入れています。レーザーブラストは金属面への熱影響を最小限に抑えつつ、微細な部分の汚れや酸化膜の除去が可能になるため、グリットブラストやアルミナブラストと相乗効果を生み出す新しい技術として注目されています。これにより、既存顧客が求める品質や加工精度をさらに高め、DXの取り組みと相まって更なる高度な技術サービスをご提供してまいります。
当社は、安全性や品質管理を重視する姿勢をベースに、職人技と最先端技術を融合させた独自の価値提供を続けています。また、今後もDXを軸とした業務改善や新サービスの拡充によって、既存取引先だけでなく新規顧客開拓に向けても積極的に取り組む方針です。

事業内容

1.ブラスト処理
　- 内容：グリットおよびアルミナを用いた各種表面処理、旧塗膜除去、下地処理、素地調整。
　- 強み：  
　　- 効率的な錆除去と表面の均一な仕上げにより、次工程（塗装や防食溶射）との連携を強化。  
　　- 従来技術の信頼性を背景に、安定した品質を実現しています。

2. 防食溶射  
　- 内容：鋼構造物を中心とした防食溶射加工  
　- 強み：  
　　- 金属溶射技術により、鋼構造物の長寿命化を促進。  
　　- 当社ではJIS溶射技術を推進し、技術水準の維持・向上を図ることで、信頼性の高い防食処理を提供しています。

3. 防食塗装  
　- 内容：C5塗装、重防食塗装、焼付塗装など多彩な防食塗装に対応。  
　- 強み：  
　　- さまざまな環境条件や使用状況に合わせた最適な防食対策を提案。  
　　- 高耐久性と美観を両立し、長期にわたる防食効果を確保しています。

4. レーザー事業  
　- 内容：従来のブラスト処理が難しい、狭隘部の塗膜剥離、黒皮除去、部分的な旧塗膜除去に対応。  
　- 強み：  
　　- レーザー技術を活用することで、従来手法では実現困難な精密処理を可能に。  
　　- 既存のブラスト処理とのシナジー効果を生かし、全体としての表面処理品質の向上に寄与しています。
　　- レーザーメーカーと共同で設備開発を行ない、実施工に対応したレーザー設備の販売を自社ブランドで開始。

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株式会社新免鉄工所は、各分野での技術革新と確かな実績を背景に、防食品質の向上に努め、顧客に新たな価値を提供しております。

会社沿革

1916年　大阪市西区本田にて創業、機械工作の工場を創立
1936年　西淀川区御幣島に移転
1945年　太平洋戦争が熾烈になり工場閉鎖
1951年　御幣島工場を建設、機械加工のほか表面処理業を始める。
　　　　株式会社新免鉄工所を設立
1957年　千舟工場を建設、表面処理専門工場として稼働
1970年　大型集塵装置2基を建設。粉塵公害防止装置を完成
1980年　新社屋・新塗装工場を建設
1985年　株式会社 新免エンジニアリングを設立、分離独立
1991年　日本橋梁株式会社 播磨工場内にブラスト工場完成
2012年　富山県南砺市に富山事業所開設
2013年　兵庫県尼崎市に新工場を竣工
2018年　大阪府岸和田市に岸和田塗装ヤードを開設
　　　　播磨事業所撤退
2019年　レーザ事業部設立

主要取引先

川田工業株式会社
佐藤鉄工株式会社
日本ファブテック株式会社
株式会社豊工業所
中外道路株式会社
住友理工株式会社
トーカロ株式会社
範多機械株式会社
カナデビア株式会社
株式会社三井E&Sパワーシステムズ
菱彩テクニカ株式会社
株式会社巴製作所
UBEマシナリー株式会社
住友重機械プロセス機器株式会社
三菱重工機械システム株式会社

会社基本情報

郵便番号	〒555-0013
本社住所	大阪府大阪市西淀川区千舟3-9-7
創業年	1916年
資本金	10,000,000円
従業員数	60人
リンク	株式会社新免鉄工所ホームページ