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ベースレイヤーについての概要、用途、原理などをご説明します。また、ベースレイヤーのメーカー5社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。
ベースレイヤーとは、肌に直接身につけるアウトドア用の下着です。
一番初めに着るため、ファーストレイヤーとも呼ばれます。ベースレイヤーは汗を素早く吸収し、体から水分を分離して湿気を外に出します。速く乾くため冷えを防げるうえ、肌を乾いた状態に保つため体温を維持できます。
ベースレイヤーの素材は、化学繊維が主流です。吸収性が良くて速く乾きますが、乾いた後に雑菌が発生しやすく臭う可能性があります。天然素材の羊毛の1つであるメリノウールは雑菌が繁殖しにくく匂いが押さえられ、また冬場に使うことで保湿効果がプラスされます。ベースレイヤーを探す際にはマリン用より登山用の方が種類は豊富です。
ベースレイヤーが海のアウトドアで活躍するのは、ダイビングやシーカヤックなどです。ダイビングではダイビングスーツを着るため、汗による冷えの回避が必要です。
自然素材のコットンやレーヨンの製品は吸水性や保水性が高いため避けた方が良く、速く乾くポリエステルなどの化学繊維の製品が向いています。ダイビングを頻繁にする場合には、アウトトラウトなどのダイビング専用のベースレイヤーが適しています。
冬場のシーカヤックのときには防寒のため、ベースレイヤーの上に中間服 (ミドルレイヤー) と外着 (シェルレイヤー) の3枚重ねで着るレイヤリング (英: layering) が重要です。天然素材のメリノウール製のベースレイヤーが適しています。
濡れても体温を奪わないため、お尻があまり冷たく感じません。冬のアウトドアで遊ぶ場合にベースレイヤーは、欠かせないアイテムです。
主にベースレイヤーの素材は、化学繊維、ウール、ハイブリッドの3種類に分類されます。ハイブリッドは化学繊維とウールを混紡した素材です。
吸水速乾性に優れていますが、擦れて破けにくいです。ただし、汗で濡れた場合には冷たさを感じます。何日も着続けると不快な臭いが生じます。
天然の消臭効果のため、不快な臭いが生じにくいです。汗で濡れたときに冷たさを感じにくく保温性が高いです。耐摩耗性や速乾性は化学繊維に劣ります。
化学繊維とウールの特徴を併せ持った素材です。ただし、化学繊維100%やウール100%と比較すると、耐摩耗性、吸水速乾性、消臭効果などが劣ります。大量の汗をかく場合には化学繊維が、寒がりの場合にはウールが適しています。
ベースレイヤーの首回りの構造にはジップネックとラウンドネックの2種類があります。アンダーウェアは生地の厚さが選択でき、ライトウェイトやミッドウェイトなどがあります。
ジップネックは首回りの日焼けを防止でき、ファスナーを開閉すると体温を調整可能です。見た目がテクニカルなため、タウンユースには向いていません。
ラウンドネックはカジュアルウェアに多く、街中で着て違和感がありません。体温を調整できず、首回りが露出して紫外線を浴びる箇所が広いです。
ライトウェイトの生地は薄く、汗で濡れた場合に乾きやすいです。行動中は暑くなりにくく速乾性に優れています。ただし保温性は高くないため、夏場に適しています。
ミッドウェイトの生地は厚く、適度な保温性を持っています。夏場に激しく運動すると暑く感じる可能性があり、春や秋に向いています。
ベースレイヤーのシルエットはアンダーウェアとシャツに分類可能です。タイトなアンダーウェアに対して、シャツはゆったりしています。
肌に密着するため、素早く汗を吸い上げます。しかしアンダーウェア1枚だけでの行動には向いていません。
ボディーラインが隠れ、1枚だけで行動しやすいです。肌から生地が離れているため、アンダーウェアと比較すると吸水性が劣っています。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
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