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防水試験とは、製品に対し、水滴が落下したり水没させた時の環境を想定し、浸水に対してどの程度耐久性があるかを評価する試験のことです。
防水試験はIP試験と呼ばれる電気機械器具の外郭に対しての保護度合いを評価する試験の中に入っており、防水試験の結果に応じてIPX0~8までの保護等級が付けられます。保護等級は数字が大きいほど耐久性が高いことを示しており、IP試験には防水試験以外にも固形の侵入に対する保護を評価する防塵試験も含まれています。
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順位 | 会社名 | クリックシェア |
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1 | 沖エンジニアリング株式会社 |
18.7%
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2 | IMV株式会社 |
16.0%
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3 | 株式会社大同工業所 |
14.7%
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4 | 株式会社Wave Technology |
13.3%
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5 | 川重テクノロジー株式会社 |
10.7%
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6 | 東信電気株式会社 |
9.3%
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7 | ラボテック・インターナショナル株式会社 |
6.7%
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8 | 株式会社コスモス・コーポレイション |
6.7%
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9 | 株式会社フクダ |
4.0%
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防水試験とは、製品に対し、水滴が落下したり水没させた時の環境を想定し、浸水に対してどの程度耐久性があるかを評価する試験のことです。
防水試験はIP試験と呼ばれる電気機械器具の外郭に対しての保護度合いを評価する試験の中に入っており、防水試験の結果に応じてIPX0~8までの保護等級が付けられます。保護等級は数字が大きいほど耐久性が高いことを示しており、IP試験には防水試験以外にも固形の侵入に対する保護を評価する防塵試験も含まれています。
防水試験では、製品に水の侵入をどの程度保護できるかを評価することが可能です。IP試験にも導入されていることから、基本的には電気機械器具に対して行われる試験となっています。保護等級が高いほど防水性が高いため消費者が商品を選ぶうえでも十分基準として扱える数値です。
特にこの数値が気にされており身近のものは時計です。生活防水や完全防水などの表記はこの防水試験のデータをもとに書かれていることが多いです。
防水試験は簡易的なものからIPの規格に準拠したものまで様々な試験法がありますが、今回はIPの規格に準拠した試験について明記します。
防水試験は、IPの保護等級によって実施する試験の内容が異なります。IPX1~IPX2は比較的軽度な防水機能であるため、水分をサンプルに滴下して不具合がないかを確認しますIPX3~IXP4と等級が上がると続いて試験サンプルに対し散水することで試験を実施し、水量や水圧を上げていきます。
IPX5では噴流をかける試験、IPX6では暴噴流をかける試験に移ります。IPX7~8になるとかなり高い防水強度を持つため、試験方法も一気に変わり製品サンプルを浸水させて評価を行います。最大強度のIPX9は高圧洗浄試験を行います。
このように等級が上がるにつれて試験の難易度も上がります。