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メカロックについての概要、用途、原理などをご説明します。また、メカロックのメーカー2社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。
メカロックは、産業機械などに使われる摩擦式締結具の一種です。
摩擦式締結具は動力を伝達するために回転軸と回転体(プーリ・ギア・スプロケットなど)を締結する部品で、キーを使わず摩擦によって回転軸と回転体を固定するためキーレスブッシングと呼ばれることもあります。
摩擦式締結具には、くさびの原理を応用したメカ方式(くさび方式)とパスカルの原理を応用したハイドロ方式(油圧方式)があり、メカロックはメカ方式の摩擦式締結具です。
メカロックは、研究開発・医療介護・製造現場・食品衛生・印刷など幅広い分野で、工作機械・産業機械・搬送装置・包装装置・印刷機械やその他自動機器に使用され、機器の回転軸とプーリや歯車などの機械要素を締結するためのつなぎとしての役割を担っています。
メカロックは、ボルトを締めつけるだけで回転軸と回転体を簡単に締結することができるため、位相合わせに自由度があり、回転軸と回転体の広範囲な組合せが可能です。また、キーを使用した締結に比べてガタつきが発生しにくいため、正転・反転をくり返す場所での使用に適しています。
メカロックは、円筒状の本体部分、2つのテーパーリング(外輪のアウターリングと内輪のインナーリング)、複数のボルトで構成されています。
内輪側に回転軸、外輪側にプーリ・ギア・スプロケットなどの回転体を取り付けます。ボルトを締めつけるとアウターリングが移動し、インナーリングは縮小して回転軸に押しつけられアウターリングは拡大して回転体に押しつけられます。双方の押しつけられる力によって2つのテーパーリングの間に強力な摩擦力が発生し、くさびの原理で回転軸と回転体を強く締結します。
メカロックは、油圧方式の摩擦式締結具に比べ安価で、小型で高トルクを伝達することができるというメリットがあります。締結する回転軸・回転体の組合せの汎用性も高く、キー溝がある回転軸に対して使用することもできます。
一方、複数のボルトを使用するため着脱に時間がかかり、締め忘れが発生する恐れもあります。また、取付け時に回転体が軸方向に移動してしまうため、高精度の位置決めが難しいというデメリットもあります。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
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三木プーリ株式会社
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テーパによるメカタイプの軸ロックで、クランピングボルトの締め込みによりテーパ面のくさび作用で軸とハブは完全に締結されます。POSI LOCKには、ツバが付い...
3種類の品番