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水道施設工事についての概要、用途、原理などをご説明します。また、水道施設工事のメーカー13社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。
水道施設工事とは、水道を使用するために必要な設備を整えるための作業です。
自治体など公共団体が管理している施設への工事であり、29種類の建設業のひとつに挙げられます。具体的な水道施設とは、浄水場・貯水施設・送水施設・下水処理場などを指します。一般家庭やオフィスなどの配管工事や、上水道の配水小管を設置する工事は「管工事」といい、水道施設工事ではありません。
水道施設工事を担うためには、営業所ごとに常勤の専任技術者の設置が求められています。水道施設工事の専任技術者になるためには、国家資格などの取得や学歴・実務経験による申請が必要です。水道施設工事が疎かになってしまうと、給水・排水設備が整わなくなったり、水道管の老朽化によって水が供給されなくなったりするトラブルが起こります。
水道施設工事には「水道施設を建造すること」と「水道処理設備を設置すること」の2つの目的があります。水道施設工事が用いられるケースには、具体的には以下の4種類が挙げられます。
取水施設工事とは、水源を利用して用水路や導水管に水を送り込むための設備を整える工事です。水源は河川や湖沼、貯水池、地下水などさまざまな水を使用しています。
浄水施設工事とは、河川や湖沼、貯水池、地下水などから送られてきた水を飲用として処理する施設を整える工事です。具体的には、凝集や沈殿、ろ過、消毒などの機能を整備します。
配水施設工事とは、水道水などの水量や水圧を調整し、配水管に水を送り込む施設を整える工事です。水量や水圧は、配水管の長さや地形などに合わせて調節されます。
下水処理設備工事とは、一般家庭や工場などから発生する汚水のよごれやごみを除去し、消毒した上で川などに放流する施設を整える工事です。ただし、例え公共団体が管理する施設であっても、汲取方式による汚水処理は「清掃施設工事」に該当し、水道施設工事ではありません。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
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