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パルプセメント板についての概要、用途、原理などをご説明します。また、パルプセメント板のメーカー3社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。
パルプセメント板とは、木材繊維を混合したセメント板です。パルプとは、木材や植物の繊維であるセルロース繊維の集合体を意味し、このパルプをセメントに混ぜた建材が、パルプセメント板です。
パルプセメント板は、防火板とも呼ばれ、構成材料がセメントであることから準不燃性の合板です。 ただし耐水性はないので、外壁には使用されず建物の内装用によく用いられています。
建材としての特徴は、軽量で遮音性や加工性にも優れた合板といえます。化粧加工を施した化粧パルプセメント板もあり、セルロース繊維を有するので、曲げ加工にも比較的耐えるため内装用に適した合板です。
パルプセメント板は、一般の住宅家屋のみならず、公共用の建物や、屋外設置の看板などの各種建築物に非常に幅広く用いられています。
パルプセメント板の使用用途として多いのは、一般の住宅家屋の軒天井や内装健材用途です。パルプセメント板は、一般の合成板のような外観の板が多いですが、中でも化粧加工を施した化粧パルプセメント板は一般の住宅向けに用いられています。
不特定多数の人が利用する建物は、建築基準法内に記載の第35条の定めるところにより、防火材料を使用せねばなりません。この使用義務の建築物の対象箇所は、柱や天井および壁面などの内装向けの建材であり、床は対象外です。
不特定多数の人が利用する建物の例としては、公会堂、病院や旅館、映画館などの公共建造物があげられます。これらの建造物の内装壁の建材として、パルプセメント板は使用されます。
建築基準法で定める第66条には、駅前などの防火地域内の屋外設置の看板や広告板については、防火材料で構成しなければならないと記載されています。これらの看板の候補としてパルプセメント板は挙げられ、使用されています。
パルプセメント板以外にも、準不燃材料としては木片セメント板およびせっこうボードなどがあります。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
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