バックシーラー

バックシーラーとは

バックシーラーとは、主にパンや菓子類、野菜、果物等の商品をポリ袋等の袋に小分けして詰める際に、袋のネック部をテープで封じて固定するために使う機器です。

バックシーラーを使用すれば、簡単にシーリングすることができます。そのため、効率性の向上や人件費の削減につながります。

バックシーラーの使用用途

1. 食品産業

バックシーラーは食品の包装に欠かせない製品です。新鮮な食材や加工食品を包装して鮮度を保ち、外部からの影響を防ぎます。乾燥した食品や冷凍食品、スナック類など、さまざまな食品を安全に包装するために使用されます。

2. 医薬品産業

医薬品や医療機器の包装においても重要な役割を果たしています。薬品や医療用具は衛生的な状態で保管・出荷される必要があり、バックシーラーはその要件を満たすために使用されます。

3. 家庭用品・化粧品

家庭用品や化粧品もバックシーラーで包装されることがあります。美容製品や清潔用品など、様々な商品を封印し、外部からの影響を避けて品質を保つために活用されます。

4. 工業製品

工業製品や工具、部品などもバックシーラーで包装されることがあります。特に小さな部品や小売包装において、密封された包装は保護と効率的な出荷を実現します。

5. 農産物

野菜や果物などの農産物も、鮮度を保つためにバックシーラーで包装されることがあります。適切な包装によって鮮度を維持し、長期間保存することが可能です。

6. その他

電子機器、文房具、衣料品など、さまざまな商品がバックシーラーを使用して包装されています。製品の種類や要件に合わせて異なるタイプのバックシーラーが活用されます。

バックシーラーの特徴

長所

1. 袋詰の作業効率が上がる
バックシーラーを使うことで、袋詰めの作業効率が格段に上がります。手作業での袋詰めは、ビニール袋を押さえながら片手でシールすることになるので、経験が浅いうちは時間がかかります。

バックシーラーを用いれば、簡単かつスピーディーにシールができるので、誰でも簡単に袋詰めが可能です。

2. きれいに仕上がる
バックシーラーを使うと、テープの切り口がきれいに仕上がるため、見栄え良くシールすることができます。手作業で行う場合、テープがくっついたりして見た目が悪くなったり、作業効率が悪くなることも少なくありません。大切な商品を見栄え良く販売するためにも、バックシーラーの使用がおすすめです。

3. 電源なしで簡単に作業ができる
一般的なバックシーラーは電源を必要としません。そのため、用途に合わせて持ち運びでき、好きな場所で作業ができます。また、電源を必要としないため、水回りでも安心して利用することが可能です。

短所

1. ビニール袋の厚みに注意が必要
バックシーラーを使う場合、ビニール袋の厚みがありすぎるとうまくシールできない場合があります。バックシーラーを購入する場合は、対応しているテープの幅だけでなく、袋の厚みについても事前に確認しておくことが必要です。

2. 紙製のテープは切り取り部に詰まることがある
紙製のテープは青果などの袋詰に便利ですが、切り取り部にテープの繊維などが詰まると作業効率が落ちる原因になります。そのため、紙製のテープを使用する場合は特にメンテナンスを行うことが大切です。

バックシーラーの種類

1. 本体

バックシーラーの本体には、錆びにくい素材が使われているものや、紙バックシーリングテープに対応しているものなどがあります。また、カッター付きのものを選べば、シールと同時にナイロン袋の余分な部分のカットが可能です。

2. テープ

バックシーラーに使用されるテープは、PETフィルム製や紙製、セロハン製など、素材によって区別できます。例えば、PETフィルム製のテープは防湿性や耐水性に優れており、青果や食肉加工食品などに適しています。また、紙製のテープは素手でも簡単に開封できるのが特徴です。

バックシーラーが食品に利用される場合には、食品衛生法に適合した素材のテープが用いられています。

3. 重量

バックシーラーには、通常タイプの他に軽量タイプがあります。用途によっては軽量タイプが適している場合もありますが、適度に重量があったほうが作業台からずれる心配がありません。目的に合わせて作業しやすい重量のものを選ぶことが大切です。

バックシーラーの選び方

バックシーラーは、対応しているシールの種類や本体の重量から選ぶのが一般的です。また、軽い力でテープを切れるものやシール後のテープのカールが少ないもの、テープ交換が簡単にできるものなど、製品ごとに細かな特徴があります。購入前にしっかりと検討しておくことが重要です。

バックシーラーの使い方

バックシーラーは、スリット部に袋口を通すことで簡単に素早くシールができます。また、カッター付きの製品であれば、シールした流れで袋口の余分な部分をカットすることも可能なため、作業効率が向上に効果的です。使い方はシンプルなので、経験を問わず誰でも簡単に使えます。

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