電動昇降装置

電動昇降装置とは

電動昇降装置

電動昇降装置とは、電気を動力として作業台やテーブル、椅子やベッド等を昇降し高さを変更できる装置です。

工場やオフィス、病院など幅広い分野で、作業者の用途に合わせて作業の高さを調節することができため、使用されています。また、身長や個人に合わせて調節できるため、姿勢などの健康面でも注目されています。

スイッチのみで容易に操作できます。センサにより何か障害があった場合には、自動停止する機能もあり、安全面も考慮された設計がなされています。 

電動昇降装置の使用用途

病院、工場やオフィスなど、多岐にわたる分野で使用されています。

病院や介護施設では、診察する際の患者の診察用の椅子、診察台、ストレッチャー、介護用ベッド、車椅子に使用されています。

工場やオフィスなどでは、人間工学的な観点から机や作業台、椅子の昇降により作業者の疲れを緩和するために使用されています。また、船での電動シリンダーにも使用されています。

電動昇降装置の種類

電動昇降装置は、マルチリフト (産業用作業台など) や低騒音設計のスリムリフト、荷重が大きくても対応可能な構造を持つ高剛性タイプなどがあります。

1台で使用するものから、昇降動作を組み合わせて複数台でしようするシンクロタイプ等もあります。センサにより昇降の中に障害があった場合に電源が自動で停止するもの、最終地点で自動で停止するものなど、安全設計がなされていることも特徴です。以下は装置の種類や特徴です。

階段昇降機

階段に取り付ける自動昇降する椅子で、屋外用や屋外用などがあります。まっすぐな階段だけではなく、曲がった階段など色んな形状の階段に対応したものがあります。

BL1 (LINAK:BL1)

3段式電動昇降装置です。最大ストロークは400mmです。病院や介護施設のベッド、椅子 (診察椅子、デンタルチェア) 、診察台などに使用されます。コンパクトで、ストロークが長いのが特徴です。

DL5  (LINAK:DL5)

2段式電動昇降装置です。コンパクトな作りで、オフィスを中心としたデスクでの使用されています。 

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