型板ガラス

型板ガラスとは

型板ガラスとは、ガラスの片面または両面に凹凸の型模様をつけた板ガラスです。

不透明なガラスであるため、外部からの視線を遮りプライバシーを守る役割を果たします。溶かしたガラスを2本のロールの間を通し、そのうちの一方のロールに彫られた模様をガラスに転写することで製造します。表面に様々なデザインの模様をつけることが可能であり、採光性を保ちながらも目隠し効果を発揮します。

型板ガラスの特徴はこの目隠し効果と光の取り入れやすさを両立している点です。ガラスの凹凸が光を拡散させるため、ガラス越しに景色や人影がはっきりと見えることはありません。しかし、太陽の光や室内の明かりはしっかりと取り込むことができます。この特性から、プライバシーが重視される場所や、柔らかな光を取り入れたい場所に有用です。

型板ガラスの使用用途

型板ガラスは以下のような用途で使用します。

1. 住宅・建物

型板ガラスは玄関のドアやベランダに面した掃き出し窓など、外部と接する開口部に使用されます。特に人通りが多い道路に面した窓や、隣家との距離が近い場所の窓に採用します。これにより、外からの視線を遮り、居住空間のプライバシーを確保します。その上で光を十分に通すため、室内に自然な明るさを取り込みます。

2. 間仕切り・建具

室内のドアの採光部分や、部屋を区切る間仕切りとしても活用されます。リビングとダイニングの間や、廊下と部屋の間に型板ガラスをはめ込むことで、視線は適度に遮りながらも空間全体に光を行き渡らせます。また、和室の障子の代わりに型板ガラスを使用することで、和の雰囲気を保ちつつメンテナンスの手間も削減できます。

3. 家具・装飾品

美しい模様と独特の質感から、家具や装飾品にも利用します。具体的には食器棚や飾り棚の扉に型板ガラスを使用することで、中の物を完全に隠さずにぼかして見せる効果が得られます。これにより、収納物が雑然としていても、外観はすっきりと見えます。デザイン性の高い型板ガラスはインテリアのアクセントとなり、空間に個性を加えます。