リモート端子とは
リモート端子とは、電線の接続・着脱を遠隔地から行うための端子です。
リモート端子は、電磁弁や空気圧シリンダなどのアクチュエータを利用して、遠隔操作により電線を接続・着脱します。この際、リモートコントローラーなどから送られる操作信号がアクチュエータに伝わり、それに応じて電線の接続状態が変化します。
産業機械や医療機器、データセンターなど、作業スペースを広く確保しつつ、安全性を高めたい場面でリモート端子が活用されています。具体的には、ロボットや工作機械、手術台や検査機器、サーバーラックなどの配線に利用されています。特徴としては、遠隔地からの電線操作が可能であること、作業スペースの確保と安全性の向上が図れることが挙げられます。