熱収縮端子

熱収縮端子とは

熱収縮端子とは、熱を加えると収縮する特性を持つチューブ状の絶縁体で覆われた端子です。

熱収縮端子には金属製の端子が内蔵されており、電線を接続した後、熱を加えることでチューブが収縮し、端子をしっかりと固定し接続部を絶縁します。熱収縮端子の仕組みは、熱収縮チューブ、金属製端子、そして接着剤(場合によっては)から成り立ちます。電線を端子に接続し、その後チューブを被せ、ヒートガンなどで加熱することでチューブが収縮し、固定・絶縁が行われます。

熱収縮端子には、裸線用、Yラグ用、丸型端子、カプラー端子、防水タイプ、耐熱タイプなどがあります。熱収縮端子は家庭、オフィス、工場、自動車、通信機器、医療機器、電子機器など、あらゆる電気配線に使用されています。