サンドブラストノズル

サンドブラストノズルとは

サンドブラストノズルとは、研磨剤を製品の表面に噴射して凹凸に加工するサンドブラストのためのノズルです。

元来は研磨剤として砂を用いていたためサンドとついていますが、現在では研磨剤にセラミックやガラスなどが用いられます。サンドブラストはつや消しや文字入れなどの装飾面での利用のほか、バリ取り、サビ落としなど実用面にも幅広く使われます。一般的なノズルは、エアーを供給するホース、その供給量を調節するバルブ、任意の口径を持つ先端部分で構成され、ブラストガンなどに付けて使います。また、先端部分のみを指す場合もあります。

よく使われるものとしてセラミックノズルと金属製のボロンノズルがあり、セラミックの方が安価でより一般的です。ボロンは高価ですが耐摩性に優れていて口径が大きくなりづらく、繊細さを求められる文字加工などに向きます。