フィルムミラーとは
フィルムミラーとは、アルミを蒸着加工した鏡面のポリエステルフィルムをアルミフレームに張力をかけて貼り付けたパネル状の鏡であり、ガラスを使わないので軽量で割れないという特徴があります。高精度に張り付け、鏡の平面性を実現して歪が小さい鏡になっています。
軽くて割れない特性を生かして、スポーツスタジオやフィットネスクラブなどで大きなミラーとして使われています。軽いので移動が必要な場合や大サイズのミラーとして防犯用にも役立っています。
フィルムミラーの使用用途
ミラーに使われる材料は、ガラス、アルミニウム、フィルム、アクリルなどがあり、それぞれの特徴を生かして選定されます。フィルムミラーは、最も軽量で割れない材料です。ただし、現在は、価格面が不利で、メンテナンス面において少し難があります。
ダンスやヨガ、フィットネス、ゴルフ、剣道など、スポーツの練習には姿見が必須で、簡単に移動ができるフィルムミラーが適しています。練習場所が変わる場合には特に便利です。また、料理教室では手元を確認できる天井のミラーにも使われています。店内の監視用として大きなミラーを使えば、防犯に効果があります。ガラスの鏡の1/6ぐらいの軽さであり、災害時に万が一落下しても割れないので安全性において有利なミラーです。