カリオフィレン

カリオフィレンとは

カリオフィレンとは、クローブのつぼみや花から単離された香気成分です。

他にも、ローズマリーやホップに含まれています。ハーバルかつウッディー調のもので香辛料を思わせます。大麻草にも含まれている物質であり、中枢神経系に作用を及ぼすという一面があります。その一方で、近年、カリオフィレンは、骨量を増量したり、アテローム性動脈硬化症の治療にも有効であることが明らかになりました。消防法では、危険物第四類 第三石油類 危険等級Ⅲに該当します。

カリオフィレンの使用用途

カリオフィレンは、香気成分であり、エッセンシャルオイルに配合されます。大麻草の茎や種子から抽出されたカンナビジオール (CBD) と一緒に取り入れることで、相乗効果をもたらすともいわれています。しかし、大麻草の葉自体は麻薬扱いとなるため、取り扱いには注意が必要です。

その他にも、カリオフィレンをカリオフィレンオキシドに変化させたものは、麻薬探知犬が大麻を特定する際の成分として使用されています。

参考文献
https://labchem-wako.fujifilm.com/sds/W01W0232-5307JGHEJP.pdf

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