ツールキャビネットとは
ツールキャビネットとは工具やパーツを収納するための棚で、キャスターが付いています。引き出しが付いた棚の形状をしたものや、ワゴン型のものなどがあります。重さや大きさ、棚の数だけでなくキャスターの大きさや色など様々なものがあります。同じ工具やパーツを収納する道具にはツールボックスやツールチェストがあります。
ツールキャビネットと同じく工具を収納する棚でキャスターのついていないものはツールチェストと呼ばれます。
ツールボックスは持ち手のついた箱型をしており、工具やパーツを収納することができます。たくさんの工具を取り出しやすいように収納しておけるのはツールキャビネットやツールチェストですが、ツールボックスは持ち運びに適しています。
ツールキャビネットの使用用途
ツールキャビネットは様々な工具を一つのキャビネットに収納できるという利点があります。
サイズの異なる同じ種類の工具を大量に収納したいときには、ツールキャビネットの1段にすべて収納することで、使いたい工具を簡単に取り出すことができます。また左右に扉が開く形状のツールキャビネットであれば工具を吊るす収納方法もでき、様々な形状の工具を収納することができます。
ツールキャビネットに一連の工具を収納しておき、必要に応じて工具をツールボックスに入れて持ち運ぶといった使い方も可能です。
ツールキャビネットの選び方
ツールキャビネットを選ぶ際のポイントをご紹介します。
- キャビネットの大きさ
多数の工具を保管したい場合には大きなキャビネットが必要になりますが、頻繁にキャビネットを移動させる場合などには比較的コンパクトなものを選ぶとよいでしょう。 - 棚の数・大きさ
ツールキャビネットには様々な棚の数を持つものがあります。また引き出しの大きさが一様であるものや、下にいくにつれ深い引き出しが付いているものもあります。収納したい工具の形に応じて棚の数や大きさを選ぶとよいでしょう。 - 形状
ツールキャビネットには上部に開閉可能な蓋がついているものや、側面に工具をかけるための突起がついているものなどがあります。収納したい工具の種類やキャビネットを使用する場面などを考慮して選ぶとよいでしょう。