PCIボード

PCIボードとは

PCIボードとは拡張ボードとも呼ばれ、パソコンに接続して使用できる機能を拡張することができます。PCIボードは、機能拡張のための基板をさします。

主にデスクトップパソコンで使われ、マザーボードなどの拡張ボード取り付け用のインターフェースに接続し使うことができます。パソコンによっては、PCIボード用のインターフェースがない場合もあります。

PCIボードの種類は様々発売されており、ボードによって追加できる機能が様々変わります。

PCIボードの使用用途

PCIボードの種類は様々ですが、代表的な種類は以下の通りです。

  • グラフィックカード:パソコンとモニターを接続するためのコネクタを拡張できます。
  • ネットワークボード:パソコンにLANや光ファイバなどの接続コネクタを拡張できます。
  • サウンドボード:パソコンにオーディオインターフェースを拡張できます。
  • ストレージボード:パソコンにストレージをを制御するための拡張ができます。
  • 外部インターフェース用:USBなどの外部インターフェースを追加できます。
  • チューナー:パソコンに地デジチューナなどの拡張ができます。

PCIボードの原理

PCIボードには様々な規格があり、パソコンにあったPCIボードを選ばないと正しく接続ができませんので注意が必要です。

代表的な規格として、PCIとPCI Expressがあります。最近ではPCIはあまり使われておらず、PCI Expressが主流になっています。

PCI Expressの中でもレーン数によって、規格が細分化されており、接続部のコネクタピン数やコネクタの切り込み位置などが異なっています。レーン数が多いほど、通信速度も速くなります。

また、PCIには、通常PCIとLowProfilePCIの2つのサイズが存在します。省スペースのパソコンなどはLowProfilePCIが多く使用され、通常のPCIでは取り付けができないです。通常のPCIとLowProfilePCIではボードのサイズやブラケットのサイズが異なります。

また、PCIボードの種類によっては、ブラケットを2つ以上使用する場合があり、ブラケットのスペースがない場合取り付けができないことがあります。

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