保護材・保護機器とは
保護材とは、角部や尖った部位などケガをする可能性のある部位に着けられるクッションや、商品の運搬時などに商品が故障、破損しないように保護する緩衝材などのことです。
保護材の材質には、スポンジ状のものから、空気の入ったシートのエアキャップ (プチプチ) などがあります。
保護機器とは、主に設備や装置が異常を起こした時に、故障や破損に繋がらないように衝撃を逃がしたり動力を遮断したりする機能を持った機器のことです。
保護材の種類
保護材は、主に衝撃から人や物を守るために使われます。代表的なものに以下のような物があります。
1. 安全カバー
角部や鋭利な部分に取り付けるカバーで、人がぶつかってもケガをしないようにする保護材です。材質にはスポンジやゴム、樹脂などがあります。安心カバーや安全ガードなどと呼ばれることもあります。
2. エアキャップ
物を運搬する時に多く採用される緩衝材で、ビニールの中に空気の入ったシートです。プチプチとも呼ばれます。配送関係全般で、広く使われています。
3. 紙パッキン
細切れの紙を敷き詰めて商品などを衝撃から守る緩衝材です。華やかさがあるため、ギフト品の梱包などに使用されます。
保護機器の種類
保護機器は、設備や装置を故障や破損から守るために使われます。代表的なものに以下のようなものがあります。
1. 遮断機
電気回路において、一定以上の電流 (過電流) が流れた時や、漏電が発生したときに、電気回路を遮断することで電気機器の故障を防ぐ保護機器です。
2. サージ保護機器
瞬間的に大電圧、サージ電圧が発生したとき、サージ電圧から電気機器を保護するための機器です。
3. トルクリミッタ
コンベアなどに使用され、コンベアに一定以上の負荷 (過負荷) がかかった時、モーターとコンベアの連結を外すことでモーターが過電流で焼損するのを防ぐ機器です。