L型ブラケット

L型ブラケットとは

L型ブラケット

L型ブラケットは、補強金具の一種で、すでに製作済の製品の補強するために使用され、主に建物、家具などの強度が足らない部分に使われる金属製の部品です。

主に使われ箇所は、接続部の弱い部分に使用することにより、接続部の強度が増し、安全性が向上します。

安全性を向上させるため、地震による家具や本棚の倒壊に備え、壁に固定する場合に使用されケースも多くみられます。

形状や材質は、さまざまなL型ブラケットがありますので、用途・使用環境に応じて使い分けが必要です。

L型ブラケットの使用用途

L型ブラケットの用途は広く、家具などの身の回りの物や、電化製品、産業装置、建物、家具、自動車など、ほとんどの製品に用いることができます。

特に家具や建物などの木製の補強金具として、重宝されています。

たとえば、木材同士を直角に接続した箇所にL型ブラケットを釘やねじで固定することで強度を増すことが知られています。

また、地震が多い日本では、職場に配置された多くの本棚やロッカーの上部にL型ブラケットで壁に固定し、地震により倒れることを防ぐ安全対策がされています。 

L型ブラケットの原理

ブラケットは、一定の角度で曲がった板状の金具を指す部品で、板の両端には、複数の穴が空いており、ネジやボルトなどで固定できるようになっています。

L型ブラケットは、直角(L字型)の金具の部品のものをいい、ブラケット全体では、角度が様々なものがありますので、L型ブラケットは、ブラケットの一種と言えます。

材質は、用途や使用環境に応じて選択しますので、強度及び耐食性が必要な個所は、ステンレス製を、強度が必要な個所は、スチール製を、軽量性が必要な個所は、アルミ製がおすすめです。

また、スチール製は、腐食されやすいので、メッキや塗装などの表面処理を施されたものが、多く販売されています。

表面処理をすることによって耐食性や風合いなどが変わってきますので、使用する対象と組み合わせを考慮して選択する必要があります。

や真鍮は、高級感のある家具などに良く使われますが、腐食しやすいため、高温多湿の場所や海岸付近での使用は避けた方が無難です。

そのほか、亜鉛合金もよく用いられていますが、スチール同様、耐食性が良くないので、表面処理を施したものを使うことをおすすめします。

参考文献
https://www.monotaro.com/s/pages/productinfo/reinforcing_bracket/

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