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【食品機械向けの展示会3選】特徴や出展メリットも併せて紹介

食品機械向けの展示会は国内で数多くあり、どの展示会にも特徴があり多くの企業が参加したり来場したりします。今回ご紹介するのは「FOODEX JAPAN2023」「西日本食品産業創造展2022」「食品開発展2022」の3つです。 ご紹介する3つの展示会の特徴や出展するメリットを説明するので、それぞれの展示会の特徴を理解しておくことで、各展示会のターゲットが明確になります。

FOODEX JAPAN2023

FOODEX JAPAN 2023

出展元: FOODEX JAPAN2023 公式ウェブサイト

FOODEX JAPANは、アジア最大級の食品・飲料総合展示会で、1976年より毎年開催してしており歴史のある展示会でもあります。 業界関係者以外は来場できないので、とても意欲的な来場者が多いことが特徴として挙げられます。 この展示会は海外からも多くの参加者が来場しており、海外にビジネスを広げることも可能です。 そのため、出展者や来場者からビジネスの拡大の場として、高い評価を得られています。

公式サイト: FOODEX JAPAN2023

西日本食品産業創造展2022

西日本食品産業創造展 2022

出展元: 西日本食品産業創造展2022 公式ウェブサイト

西日本食品産業創造展は、日刊工業新聞社が食に関する最新情報を発信するために毎年福岡市で開催をしている展示会です。 西日本地域の食品産業を拡大・発展に貢献しているので、多くの方に高い評判を受けています。 出展ブースは、設備から食品工場の自動化や省力化ブロックなど12ブロックに分かれており、最新の情報を得られるようになっています。

公式サイト: 西日本食品産業創造展 2022

食品開発展2022

食品開発展 2022

出展元: 食品開発展2022

食品開発展とは、食品分野の研究や開発、品質保証・製造技術向けに1990年にスタートした展示会です。 テーマは健康・美味しさ・安全・品質・フードの4つで、ロングライフに関わる専門展示会になります。 この展示会の来場者は、日本だけでなくアジア全体の食品関係者の方も来場するので、アジアに向けて事業を拡大したい企業にはビジネスチャンスの場として活用できます。

公式サイト: 食品開発展 2022

展示会に出展して新たなビジネスチャンスに繋げよう

今回は、食品機械向けの展示会を3つ紹介しました。 どの展示会も特徴があり、規模が大きいので最新情報や事業拡大のチャンスがあります。 展示会には、定期的に参加することで新規顧客と契約が結びやすくなるので、ぜひ貴社も検討してみてはいかがでしょうか。

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設計・製造ソリューション展(DMS)に出展するメリットや出展費用を紹介

DMSとは開発設計(Development, Design)、製造(manufacturing)、ソリューション(Solution)の頭文字を意味し、設計から製造、流通まで製造業に関わるすべての工程を管理することでより高付加価値かつ高効率な製造を実現するサービスです。今回はこのDMSに関する代表的な展示会である設計・製造ソリューション展(DMS)について紹介します。

設計・製造ソリューション展(DMS)とは

設計・製造ソリューション展 2023

出展元: 設計・製造ソリューション展公式ウェブサイト

設計・製造ソリューション展(DMS)とはRX Japan株式会社(旧社名:リードエグジビションジャパン)が主催する日本ものづくりワールドを構成する展示会のうちの一つであり、ものづくり展と呼ばれる種類の展示会の中では日本最大規模を誇ります。日本物作りワールドは製造業の様々な課題解決に関連した複数の専門展示会で構成されていますが、このうち設計・製造ソリューション展(DMS)はCAD、CAE、ERP、生産管理システムなどの製造業向けITソリューションに関連する企業が出展する展示会です。 設計・製造ソリューション展(DMS)を含む日本ものづくりワールドは2022年現在、名古屋、東京、大阪で合計年3回の開催が予定されており、更に2023年11月にはこれに加えて福岡での開催も予定されています。

公式サイト: 設計・製造ソリューション展 2023

設計・製造ソリューション展(DMS)に出展するメリット

設計・製造ソリューション展(DMS)を含む日本ものづくりワールドは製造業の課題解決全般に対する製品や技術関連の展示会であり、関連する展示会としては日本最大規模です。商談メインの展示会であるため多くの顧客は明確な課題を持って来場することから、リード獲得が期待でき効率的な集客を見込める展示会といえます。 また関連する展示会が併催されているため、特定の目的や課題を持った顧客ばかりではなく、様々な顧客の来場が期待されます。このような参加者を取り込むことができれば、新たな顧客獲得が期待できる点もメリットといえるでしょう。

設計・製造ソリューション展(DMS)の出展費用

設計・製造ソリューション展(DMS)は日本ものづくりワールドとして年3~4回の開催が予定されています。出展形式や会場が異なるため、自社が出展を希望する回を確認して申し込んでください。申し込みはホームページから出展資料請求を実施することで、出展案内や出展料金の見積もりを入手することができます。出展に関する質問や問い合わせは下記のメール・電話からも可能です。 TEL:03-3349-8506 Mail:dms-tokyo.jp@rxglobal.com 対面形式での展示会に出展する場合、出展費用だけではなくブースの加工費やパンフレット代などの雑費も必要な経費となるため注意してください。

設計・製造ソリューション展(DMS)は事業拡大の好機

設計・製造ソリューション展(DMS)は日本最大規模のものづくりに関連した展示会であり、顧客も商談を目的として来場するため、効率的な顧客獲得が期待できる展示会といえます。ぜひ今回の記事を参考にして、自社も出展するか検討してみてください。

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電子機器トータルソリューション展に出展するメリットや出展費用を紹介

JPCAの略称で知られる日本電子回路工業会は国内唯一の電子回路製造業の業界団体です。あらゆる製品が電子化され、IoTやDXといったデジタル分野での技術が発展する昨今、電子回路は非常に重要な役割を占める製品ということができます。今回はこの電子回路に関する代表的な展示会である電子機器トータルソリューション展について紹介します。

電子機器トータルソリューション展とは

電子機器トータルソリューション展 2023

出展元:電子機器トータルソリューション展

電子機器トータルソリューション展とは一般社団法人日本電子回路工業会(JPCA)が主催する展示会であり、JIPA Show、マイクロエレクトロニクスショー、JISSO PROTEC、SDGsデバイス展、WIRE Japan Showなどの複数の展示会から構成されています。年1回、東京での開催を基本としていますが、詳細な開催情報はホームページでご確認ください。

公式サイト: 電子機器トータルソリューション展

 

電子機器トータルソリューション展に出展するメリット

JPCA Showはあらゆる電子・情報通信・制御機器に使用される電子回路、センサーやウェアラブル技術などの広く電子回路に関する企業を出展対象としていることから、幅広い層の顧客集客が見込まれます。比較的関連性の高い展示会が多数併催されており、関連するセミナーや講演会も多く開催されているため、これらの参加者を取り込めれば新規顧客獲得のチャンスに繋げることができます。

電子機器トータルソリューション展の出展費用

電子機器トータルソリューション展の出展費用のうち、出展料金はホームページや開催案内から確認できます。一例として2022年開催時の一般価格は1小間(9m2)あたり451,000/小間が基本価格です。早期申し込み割引や会員企業割引などの割引を受け、20小間以上のスペースでの出展を行えば\338,250/小間まで割引を受けられます。詳細な価格については開催時期によって異なる可能性があるため、都度ご確認ください。 なお上記費用には設営や装飾、電気や給排水設備の費用は含まれていません。これらの設備は必要に応じて出展者での調達が必要ですが、出展者サポートプログラムと呼ばれるサービスを利用することも可能です。この詳細については出展社説明会で案内されるため、内容については説明会に参加いただくか、本展示会の本部事務局である一般社団法人日本電子回路工業会、または運営事務局である株式会社JTBコミュニケーションデザインに問い合わせをお願いします。

電子機器トータルソリューション展は顧客獲得が見込める展示会

電子機器トータルソリューション展はあらゆる電子回路に関する製品やサービスについて広く網羅した展示会です。開催規模も大きく、顧客の多くは商談を目的として来場することから、集客面で有用な展示会といえます。さらに関連するセミナーや展示会が併催されるため、その他の展示会の参加者を含めより多くの新規顧客獲得が見込める展示会といえるでしょう。

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日本木工機械展に出展するメリットや出展費用を紹介

木材は古くから建材をはじめ様々な分野で広く用いられてきた材料の一つです。日本の木材需要量は近年一定の水準を保って推移していますが、森林資源の保全が叫ばれる昨今において今後の木材の重要性はより増していくと考えられます。今回はこの木材の加工に関する代表的な展示会である日本木工機械展について紹介します。

日本木工機械展とは

日本木工機械展

出展元:日本木工機械展公式ウェブサイト

日本木工機械展とは一般社団法人日本木工機械工業会が主催する展示会であり、木材加工や林業機械、木材の再利用といった分野の関連機器を取り扱う企業を出展対象としています。木工加工産業の展示会としては日本最大であり、国内メーカー、販売商社のみならず数多くの海外メーカーが出展することでも知られています。2年に1度、名古屋市での開催を基本としており、次回は2023年秋の開催を予定しています。

公式サイト: 日本木工機械展

日本木工機械展に出展するメリット

日本木工機械展は木工に関する機械類はもちろん、電動工具や刃物、物流機械や計測機器、ソフトウェアに至るまで出展対象が幅広く設定されているため、来場する顧客も多岐に渡ることが期待されます。また本展示会は一般顧客の来場も可能であることから、BtoBのみならずBtoC関連の製品についても出展することでメリットがあるといえるでしょう。また2021年の開催に際してはオンライン商談も可能となっており、海外メーカーも多く参加することも踏まえて、幅広い顧客に対して訴求可能な展示会です。

日本木工機械展の出展費用

日本木工機械展の出展費用のうち、出展料については出展要項に記載されています。申し込み時期、展示会場、申し込みスペース数によって価格は異なっており、一例として2021年開催時は1小間あたり\130,000~\345,000/小間となっていました。また一般社団法人日本木工機械工業会の会員は会員割引を受けることが可能です。詳細な価格については開催時期によって異なる可能性があるため、都度ご確認ください。 また出展会場によっては基本装飾や電気工事などに別途費用が必要ですので注意してください。展示会事務局を通して、指定業者に各種工事を依頼することも可能であるため、必要な場合には出展マニュアルを参照するか、主催者への確認をお願いします。

日本木工機械展を有効活用しよう

日本木工機械展は木工のみならず木材に関連する幅広い分野の企業が出展可能な展示会です。開催規模も大きく、多くの集客が見込めることから、有用な展示会といえます。さらにBtoBだけではなく一般顧客に対する訴求も可能な展示会であることから、これらの参加者を対象とする事業者は出展を検討してみてはいかがでしょうか。

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【事例紹介】金澤工業株式会社様

金澤工業株式会社について

 

 

金澤工業株式会社は、1953年に創業以来、電気製品の製造一筋に歩んでまいりました。主要商品の「住宅用設備機器」は、ハウスメーカー様や数多くのキッチンメーカー様と、二人三脚でのモノ造りに取り組んでおります。

2018年には、電解水(次亜塩素酸水とアルカリ性電解水)を生成する 「電解水生成装置」の開発ラインセンスを㈱東芝から譲り受け、幅広い分野で、衛生管理の支援に取り組んでいます。お客様の多様なニーズに合わせ、自社一貫体制を構築し、アフターサービスまで自社で責任を持ってサポートします。

70年の長きに渡り培ってきた技術力を活かし、MADE IN JAPANの底力で、電気製品の生産エキスパートとしてこれからもお客様と一緒に挑戦し続けます。

 

 

事業内容

  • OEM事業(電解水生成装置・電動昇降吊戸棚・蒸気排出ユニット・コーヒーメーカー・電子蚊取り器ほか)
  • 自社ブランド事業(電解水生成装置・電動昇降吊戸棚・蒸気排出ユニット・食器乾燥機ほか)

Metoree導入のきっかけ

 

金澤工業株式会社 営業部 西村様

 

Metoree導入のきっかけは、コロナ禍ということもあり対面での営業がなかなかできず、新規のお客様の獲得が困難となっており、そのような中で自社でのオンラインマーケティングに対する意識が高まってきたことがきっかけです。

当時、当社では下記のような課題を抱えておりました。

  1. 電解水生成装置の製造・販売は、2018年に始めた事業ということもあり、販売ルートの開拓が急務の状況であったが、電解水生成装置検討層を自社HPへ集客することができていなかった。
  2. これまで、紹介営業がメインであったため、WEB集客に対しての知見もあまり無かった。

  3. WEB集客の施策は数多くあり、どのような施策が自社に適しているのか判断するのが難しかった。

  4. 一度、他の外部サイトに広告を掲載したことがあったが、自社HPへのアクセス数の増加やお問い合わせ数の増加などの効果が実感できなかったため、そもそもWEB集客に効果が見込めるのかという不安もあった。

上記のような課題を抱えていたところで、Metoreeの営業担当者に話を伺い、有償の広告にチャレンジすることを決めました。

 

Metoree導入を決めた理由

 

Metoreeの導入の決め手は、主に3点あります。

  1. 有償広告導入前から自社HPへの流入、引き合いがあったこと。

    有償広告を始める前から、弊社の情報がMetoree上に掲載されているのは知っており、実際にMetoree経由での自社HPへのアクセス・お問い合わせがありました。そのような中、Metoree経由でのお問い合わせから受注に繋がり、有料の広告に掲載してみたいと思いました。

  2. GoogleやYahoo!での上位表示。

    弊社がPRしたいと考えていた「電解水生成装置」「次亜塩素酸水生成装置」のMetoreeのページが検索結果で上位に表示されていたことです。特に、「電解水生成装置 メーカー」「電解水生成装置 比較」「次亜塩素酸水生成装置 メーカー」「次亜塩素酸水生成装置 比較」というキーワードでは検索で一番上に表示されており、より高い集客効果を見込めるのではないかと思いました。

  3. メーカー一覧での上位表示

    Metoreeの有償広告は、各製品カテゴリページの「メーカー一覧」で上位表示をすることができます。また、「製品をPRする枠」と「会社をPRする枠」があるため、Metoreeのペ―上に流入してきたユーザーの方に、他社よりも効果的にPRすることができ、結果的に自社HPへのアクセス数増加に繋がるのではないかと思いました。

Metoreeに広告を掲載するにあたって意識したこと

 

Metoreeに広告を掲載するにあたって、製品のPRの仕方を工夫しました。やはり、弊社が伝えたい製品の良さを記載するだけではユーザーの方に響かないと思ったため、一度ユーザー目線に立ち、ユーザーにとって当社の製品を利用するメリットや具体的な利用の方法などを分かりやすく説明することに重点をおいて掲載内容を考えました。

 

Metoree導入結果

 

Metoreeを導入してから、1か月で自社HPへのアクセス数が7倍にアップしました。また、アクセスだけでなく、ホームページ経由でのお問い合わせやカタログのダウンロード数も2倍程度増えました。メトリ―経由でのユーザーは、今まさに製品を探している方なので、実際のお問い合わせの質の高さにも満足しています。

それに加えて、メトリ―に広告を掲載した後も、広告の効果についての面談をしていただいており、掲載後のサポートについても満足しています。

 

Metoreeをどのような人におすすめしますか?

 

当社と同じく、中小企業様で新規顧客の開拓に悩んでいる人におすすめしたいです。Metoreeの有償プランは、他のサービスに比べリーズナブルであるにも関わらず、短期間で、高い効果を期待できます。ですので、WEB集客で悩んでいる方はまずMetoreeに相談してみると良いと思います。

 

金澤工業株式会社様の会社HPはこちら

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製造業における顧客管理ツール(CRM)を導入するメリットや選び方を詳しく解説!

製造業が顧客管理ツール(CRM)を導入すると、顧客情報を一元管理できるようになります。その他、営業やマーケティング施策も向上できるというメリットがあります。今回の記事では、顧客管理ツールを導入するメリットや選び方について紹介します。

顧客管理ツール(CRM)を導入するメリット

顧客管理ツール(CRM)のメリットには大きく分けて3つあります。ここでは、それぞれのメリットを詳しく解説します。

1. 顧客情報を一元で管理できる

顧客名や住所、アドレスなどの顧客情報にを一つにまとめられるようになります。また、商談内容や見積もり、契約した経緯、過去の取引履歴などの情報も一元管理することもできます。

2. 他部署と情報連携が取れる

顧客管理ツール(CRM)では情報を従業員同士で共有できるため、誤った情報が流れる心配がなくなります。確認したいことがあれば顧客管理ツール(CRM)を見るだけで済むので、業務効率化にも繋がります。

3. 情報管理のコスト削減

顧客管理ツール(CRM)がない時代は、紙やエクセルに入力していたので部署によってバラバラでした。顧客管理ツール(CRM)によって一元管理化されることで、不要なコミュニケーションやミーティングがなくなり、時間的コストの削減に繋がります。

製造業における顧客管理ツール(CRM)の選び方

顧客管理ツール(CRM)は、自社の目的にあった機能が備わっているかを考慮した上で選ぶ必要があります。そのため、まずは必要な機能を明確にすることが大切です。

おすすめの顧客管理ツール(CRM)

顧客管理ツール(CRM)は数多くありますが、中でもおすすめのものを2つ紹介します。

1. Sales Cloud

Sales Cloudは株式会社セールスフォース・ドットコムが提供しており、世界でトップともいえるほどで知名度や評価が高いです。顧客情報の一元管理だけでなく、メールや販売上京の管理、販売予測などの分析ツールの機能が備わっています。そのため、製造業にとどまらず幅広い業界で利用されています。

2. eセールスマネージャー

eセールスマネージャーは、ソフトブレーン株式会社が提供してるツールです。国内の企業が開発したツールなだけに、日本人向けに作られているので操作性が良いことで高い評価を受けています。2021年4月に実施されたユーザー調査については、総合満足度No1を4年連続で獲得しています。

自社にあった顧客管理ツール(CRM)を導入して情報を一元管理しよう

顧客管理ツール(CRM)を導入することで、正しい情報が一元管理され無駄なコスト削減にも繋がります。他にもさまざまなメリットがあるので、ぜひ貴社も導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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製造業における課題とは?具体的な解決策や注意点も併せて解説!

日本における製造業はGDP・就労人口共に全体の約2割を占める重要な基幹産業ですが、同時に多くの課題を抱えた産業の一つです。その一方、近年発達するさまざまな新技術は、その課題解決に大いに貢献することができます。今回の記事では、製造業における課題と課題解決策を具体的に解説します。

製造業における具体的な課題

製造業における主な課題は3つあります。下記では、それぞれの課題を具体的に解説します。

1. サプライチェーンの断絶

典型的なレジリエンスに関する課題の一つです。近年のコロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻に見られるように、国際化したサプライチェーンは様々な要因によってダメージを受ける可能性を持っています。想定される原因が多岐に渡るため、画一的な対策は困難ですが、BCPの観点から自社のサプライチェーンを見直し、複数社購買といったリスクヘッジを進めることが重要といえるでしょう。

2. カーボンニュートラル

グリーン分野での大きな課題といえばカーボンニュートラルへの挑戦でしょう。省エネ、再生可能エネルギーなど様々な新技術が生まれる現代において、特に2050年のカーボンニュートラルを目指す日本の製造業にとっては非常にチャレンジングな課題といえます。

3. 労働者人口の減少

超高齢化社会を迎える日本にとって労働者人口の減少は喫緊の課題です。この課題へのデジタル分野での対応として、電子化による工数削減やロボット技術の導入が挙げられます。引退する高齢者の技術伝承についても、デジタル分野に関連した技術の導入は有効な対策といえるでしょう。

製造業における課題解決策

経済産業省は2021年版ものづくり白書において、製造業の生き残り戦略に資する動向分析として、レジリエンス、グリーン、デジタルの3分野を軸として掲げました。製造業のニューノーマルとも呼ばれる分野の特徴を以下に示します。

1. レジリエンス

地震や洪水といった自然災害、新型コロナウイルスのような感染症、紛争や戦争による影響が具体的な課題として挙げられます。このような不測の事態に対する復旧力を示すのがレジリエンスです。

2. グリーン

地球温暖化をはじめとする様々な問題に対する重要な課題分野であり、企業として特に考慮すべき内容としてはコンプライアンス対応とそれに伴う技術導入が挙げられます。企業価値を高める意味でも明確な数値目標を策定し、太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入や、省エネルギー活動を推進することが重要です。

3. デジタル

デジタル分野はさまざまな電子化技術やロボティクス関連の技術に関する分野です。DXやIoTといったデジタル技術は世界の距離を狭くし、進化するロボット技術は無人の工場さえ可能にしました。これら3分野の中でも特に製造業が活躍する分野といえるでしょう。

課題に取り組むときの注意点

これらの課題解決に向けて取り組む際に、課題を解決することによって達成する具体的なイメージを持つことが大切です。これまでに記載したさまざまな新技術は現在も進化を続けており、その役割も変化しています。

しかし、最も重要なことはその技術を使って現在抱えている課題を解決し、あるべき姿を達成することです。技術導入には多大な工数が必要であるからこそ、新技術を導入する際には手段が目的となってしまい本来の課題解決に繋がらないなど、本末転倒な結果とならないよう注意しましょう。

課題解決に向けて解決策を明確にしよう

日本は第二次世界大戦後、ものづくり大国として製造業を中心に目覚ましい経済成長を成し遂げましたが、2022年現在その基幹産業であった製造業はさまざまな課題に直面しています。

しかし同時にDXやIoTをはじめとする新技術が発展し、グリーン産業など新たな経済分野が成長産業として注目されてきました。今後これらの技術をうまく活用し、課題解決を進めることができれば、日本の製造業は再び世界的な価値を構築する機会を得ることでしょう。

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ものづくりAI/IoT展に出展するメリットや出展費用を紹介

IoTとは「Internet of Things」の略称であり、様々なモノがインターネット上でつながることによって新たな価値が生まれることを意味しています。今回の記事では、IoTとAI技術に関する代表的な展示会である「ものづくりAI/IoT展」について紹介します。

ものづくりAI/IoT展とは

ものづくりAI・IoT展

出典元:ものづくりAI/IoT展 公式サイト

ものづくりAI/IoT展とはRX Japan株式会社(旧社名:リードエグジビションジャパン)が主催する日本ものづくりワールドを構成する展示会のうちの一つであり、ものづくり展と呼ばれる種類の展示会の中では日本最大規模を誇ります。

日本物作りワールドは製造業の様々な課題解決に関連した複数の専門展示会で構成されていますが、このうちものづくりAI/IoT展はIoTプラットフォーム、AIソリューション、セキュリティ、通信機器などの製造業向けAI/IoT技術を有した企業が出展する展示会です。

ものづくりAI/IoT展を含む日本ものづくりワールドは2022年現在、名古屋、東京、大阪で合計年3回の開催が予定されており、更に2023年11月にはこれに加えて福岡での開催も予定されています。

ものづくりAI/IoT展に出展するメリット

ものづくりAI/IoT展を含む日本ものづくりワールドは製造業の課題解決全般に対する製品や技術関連の展示会であり、関連する展示会としては日本最大規模です。

商談メインの展示会であるため多くの顧客は明確な課題を持って来場するから、リード獲得が期待でき、効率的な集客を見込むことができる展示会といえます。

また関連する展示会が併催され、セミナーなども多く開かれるため、特定の目的や課題を持った顧客ばかりではなく、さまざまな顧客の来場が期待されます。このような来場者を取り込むことができれば、新たな顧客獲得が期待できる点もメリットといえるでしょう。

ものづくりAI/IoT展の出展費用

ものづくりAI/IoT展は日本ものづくりワールドとして年3~4回の開催が予定されています。出展形式や会場が異なるため、自社が出展を希望する回を確認して申し込んでください。

申し込みはホームページから出展資料請求すると、出展案内や出展料金の見積もりを入手することができます。出展に関する質問や問い合わせは下記のメール・電話からも可能です。

公式サイト:ものづくりAI/IoT展

TEL:03-3349-8506 / Mail:dms-tokyo.jp@rxglobal.com

ものづくりAI/IoT展に出展して事業拡大を狙おう

ものづくりAI/IoT展は日本最大規模のものづくりに関連した展示会であり、商談を目的とした顧客が多く集まることから、集客面で有用な展示会といえます。

さらに関連するセミナーや展示会が併催されるため、その他の展示会の参加者を取り込むことができれば、さらなる事業拡大が期待できます。

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JPCA Showに出展するメリットや出展費用を紹介

JPCAの略称で知られる日本電子回路工業会は、国内唯一の電子回路製造業の業界団体です。あらゆる製品が電子化され、IoTやDXといったデジタル分野での技術が発展する昨今、電子回路は非常に重要な役割を占める製品といいえます。今回の記事では、この電子回路に関する代表的な展示会であるJPCA Showについて紹介します。

JPCA Showとは

JPCA Show

出典元:JPCA Show 公式サイト

JPCA Showとは、一般社団法人日本電子回路工業会(JPCA)が主催する展示会です。プリント配線技術展、半導体パッケージング・部品内蔵技術展、フレキシブルプリント配線板製品出品エリア、機器・半導体受託生産システム展から構成されています。

JPCA Showに出展するメリット

JPCA Showは基板や配線の製品、プロセス材料、システムはもちろんのこと、フレキシブルプリント関連の技術全般や電子機器半導体に関する受託も出展対象となっており、幅広い分野の企業が出展可能な展示会です。

これらの分野については特に顧客獲得が期待されますが、本展示会は電子機器トータルソリューション展と呼ばれる枠組みの構成展示会の一つであり、あらゆる電子・情報通信・制御機械に使用される電子回路関連の顧客集客も期待できます。

比較的関連性の高い展示会が多数併催されており、関連するセミナーや講演会も多く行われています。これらの参加者を取り込むことによって、新たな顧客獲得が期待できる点も出展するメリットです。

JPCA Showの出展費用

JPCA Showの出展費用のうち、出展料金はホームページや開催案内から確認できます。一例として2022年開催時は、1小間(9㎡)あたり451,000円が基本価格でした。

早期申し込み割引や会員企業割引などの割引を受け、20小間以上のスペースでの出展すれば338,250円まで割引を受けられます。詳細な価格については開催時期によって異なる可能性があるため、ホームページでご確認ください。

公式サイト:JPCA Show

JPCA Showに出展して効率的に集客しよう

JPCA Showは電子回路に関する製品や技術に特化した展示会です。開催規模も大きく、商談を目的とした顧客が多く集まることから、集客面で有用な展示会といえます。

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スマート物流EXPOに出展するメリットや出展費用を紹介

スマート物流とは、IT技術などの新技術を利用することで高効率に業務を行えるようになる新しい物流のことです。EC市場の拡大に伴い、ますます注目されています。今回の記事では、スマート物流に関する代表的な展示会であるスマート物流EXPOについて紹介します。

スマート物流EXPOとは

スマート物流エクスポ

出典元:スマート物流EXPO 公式サイト

スマート物流EXPOとはRX Japan株式会社(旧社名:リードエグジビションジャパン)が主催するIoT、AI、ロボットなどの先端技術を利用した物流革新展です。

2022年度は名古屋と東京で年2回の開催が予定されています。様々な物流に関する課題や目的を持った、物流業、製造業の物流関係者が来場対象であり、これらの課題を解決するためのIoT・ITシステム、AI、ロボット、物流設備などを取り扱う企業が出展しています。

スマート物流EXPOに出展するメリット

スマート物流EXPOに出展するメリットは大きく二つあります。一つ目のメリットはこの展示会が商談メインの展示会であることです。

スマート物流EXPOは多くの来場者が見込まれるだけではなく、多くの顧客が明確な課題を持ち、商談を目的としています。そのためリード獲得が期待できる顧客が多く、効率的な集客を見込むことができる展示会といえるでしょう。

二つ目のメリットはセミナーや他の展示会が同時開催されることです。関連する内容のセミナー参加者や、他の展示会を目的として来場した参加者を取り込むことができれば、新たな顧客獲得が期待できます。

スマート物流EXPOの出展費用

スマート物流EXPOは複数の開催場所での開催が予定されています。開催場所によって出展費用が異なる可能性があるため、自社が出展を希望する回を確認して申し込んでください。

申し込みはホームページから出展資料請求することで、出展案内や出展料金の見積もりを入手できます。

出展に関する質問・問い合わせは下記のメールや電話からも可能です。

公式サイト:スマート物流EXPO

TEL:03-3349-8502 / Mail:smart-logistic.jp@rxglobal.com

対面形式での展示会に出展する場合、出展費用だけではなくブースの加工費やパンフレット代などの雑費も必要な経費となるため注意してください。

スマート物流EXPOを有効活用しよう

スマート物流EXPOはIoTなどの技術や製品に関する展示会の中でも特に物流業務に特化した展示会です。商談を目的とした顧客が多く集まることから、集客面で有用な展示会といえます。

さらに関連するセミナーや展示会が併催されるため、その他の展示会の参加者を取り込むことができれば、さらなる事業拡大の足がかりとなるでしょう。