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中小製造業が抱えている3つの課題を具体的に紹介!

中小製造業では課題を抱えている企業が多く、まず課題を明確にすることが解決に繋がります。そこで今回の記事では、中小製造業が抱えている課題を具体的に3つ紹介します。

営業基盤が弱くて下請けから抜け出せない

 

中小製造業は下請けとして仕事を請け負っている企業が多く、営業力が比較的低い傾向があります。 新規で受注することができず、一社に依存した経営が多いことが課題として挙げられます。

営業基盤や経営基盤が弱いため、取引が終了した際に倒産する恐れがあります。

 

製造業企業の新規顧客獲得事例はこちら

 

次世代の人材育成ができていない

次世代の人材が足りないため、技術継承が途絶えてしまう可能性があります。次世代の人材確保、人材育成ができていない中小製造業は増えており、少しずつ経営をの維持が難しくなることが予想されます。

他社と差別化ができていない

 

中小製造業は差別化がしづらく、自社でできることは他社もできるので、技術競争よりも価格競争になりやすいです。価格競争になってしまうと、黒字ギリギリの金額でも受注するので、企業全体の利益が減少する恐れがあります。

徐々に改善することが課題解決のカギ

 

中小製造業の課題は複雑なので、一気に解決しようとするのではなく、日々の業務の中で徐々に改善していく必要があります。自社ではどのような課題を抱えているのか、まずは現状を把握することが重要です。

その後に対策を考え、実践に移していきます。長期的にわたって、改善を繰り返すことも課題解決には欠かせません。

 

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プレス技術に広告掲載するメリットや掲載費用を紹介

このページを閲覧されている方の中には、自社のプレス加工に関する製品の広告を掲載したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、プレス加工に関する広告を掲載できる「プレス技術」について紹介していきます。

プレス技術とは

プレス技術

出典元:日刊工業新聞 Nikkan Book store

プレス技術とは、日刊工業新聞社が刊行しているプレス加工に特化している月刊誌のことです。1963年に創刊されて以来、長い歴史を誇る専門誌となっています。

プレス機械や金型、板金加工など、プレス加工に関するさまざまな技法・知識を取り上げていることが特徴の1つです。

プレス技術に広告掲載するメリット

プレス技術に広告掲載するメリットとして、技術者や管理者、現場責任者など塑性加工に関する人々に幅広く宣伝することができるという点が挙げられます。

上層部や現場で活動する人の目につきやすいため、自社製品をより的確な顧客にアピールしやすいです。

プレス技術の広告掲載費用

プレス技術の広告掲載費用は表紙や広告のサイズによって異なります。広告掲載費用の例は以下の通りです。

表紙

スペース 費用(税抜)
表紙1 630,000円
表紙4 480,000円
表紙2 436,000円
表紙3 327,000円

本文

 

スペース 費用(税抜)
本文目次(奇) 414,000円
本文目次(偶) 382,000
本文目次(下) 63,000円

 

プレス技術の広告掲載費用は掲載する場所だけでなく、原稿サイズや使用する色数によっても変動します。詳細は日刊工業新聞社のプレス技術広告料金表でご確認ください。

プレス技術に広告を掲載して自社製品をアピールしよう

プレス技術に広告を掲載することで、塑性加工業界に対し効果的な宣伝を行うことができます。自社製品を的確な顧客にアピールすることができるため、ぜひ関係する業種の方はプレス技術に広告を掲載することを検討してみてはいかがでしょうか。

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医療・介護・薬局Weekに出展するメリットや出展費用を紹介

医療や介護に関する製品を市場に紹介しようとするとき、効率的に集客しやすい方法として展示会が挙げられます。そこで今回は、医療と介護に関する展示会である「医療・介護・薬局Week」について紹介していきます。

医療・介護・薬局Weekとは

医療・介護・薬局ウィーク

出典元:医療・介護・薬局Week 公式サイト

医療・介護・薬局Weekは、「病院EXPO」や「介護&看護EXPO」といった専門性の高い複数の展示会で構成されています。一つの部門だけでなく複数の部門にアピールをすることができるため、より多くの顧客にアピールをすることが可能です。

展示会場で自社の製品をアピールするだけでなく、具体的な商談の場としても利用することができます。

医療・介護・薬局Weekに出展するメリット

医療・介護・薬局Weekに出展するメリットとして、複数の展示会で構成されているため、様々な業界・企業にアピールすることができるという点が挙げられます。

また、一つの分野だけでなく、医療と介護両方の分野を介した新たな企画が誕生する可能性があることも医療・介護・薬局Weekに出展するメリットです。

医療・介護・薬局Weekの出展費用

医療と介護の総合展の具体的な出店費用は掲載されていませんでした。そのため、具体的な費用を知りたい場合は、「出展検討用の資料請求フォーム」より資料請求を行う必要があります。

公式サイト:医療・介護・薬局Week

展示会に出展して効率的に集客しよう

現在、少子高齢化社会などの現状も含め需要が高まっている医療業界と介護業界。新たなビジネスを生み出したり、新たな企業とつながったりする際にこの医療と介護の総合展は有効的に機能する展示会であるといえます。ぜひ、出展を検討してみてはいかがでしょうか。

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【塗装設備向けの展示会3選】特徴や出展メリットも併せて紹介

今回の記事では、塗装設備向けの展示会を3つ紹介します。どの展示会にも特徴があるので、1つだけ知っていれば良いというわけではありません。

それぞれの展示会の特徴をおさえておくことで、効率よく集客できるようになるため、自社の規模拡大につながりやすいです。

1. コーティングジャパン

コーティングジャパン

出典元:コーティングジャパン 公式サイト

コーティングジャパンとは、日本最大級の塗料・塗装・コーディングの専門の展示会で、東京展(12月)と関西展(5月)の年2回開催しています。塗装設備向けの展示会で、自動車やエレクトロニクス、建築をはじめ、「塗料・コーディング技術」に特化していることが特徴です。

展示会ではブースでの商談や交渉が可能なので、自社商品をアピールしつつ、自社の規模を拡大するチャンスの場でもあります。

公式サイト:コーティングジャパン

2. SURTECH表面技術要素展

表面技術要素展

出典元:SURTECH表面技術要素展 公式サイト

SURTECH表面技術要素展は、毎年12月から2月頃の冬に東京ビックサイトで行われる塗料設備向けの展示会です。展示会の名前からも分かる通り、表面処理・改善・硬化など、あらゆる産業分野で対応可能な表面技術に特化した展示会として注目されています。

来場者は表面処理やコーディング・塗装といった加工工程に携わる企業担当者が多く、2023年には「ハイブリッド開催」として、リアル展示会とオンライン展示・商談のスタイルで開催される予定です。

公式サイト:SURTECH表面技術要素展 2023

3. ASTEC

ASTEC2023

出典元:ASTEC 公式サイト

ASTECは、毎年1月から2月頃に東京ビックサイトで行われる塗料設備向けの展示会です。次回開催される展示会で18回目となり、出展している約7割が製品や技術動向の情報収集を目的としています。

また、研究開発に次いで製造現場の責任者・担当者、経営トップが多数来場していることもASTECの特徴です。そのため、展示会では具体的な商談が行われることもあります。

公式サイト:ASTEC 2023

展示会に出展して自社の規模を拡大しよう

今回の記事では、塗装設備向けの展示会を3つ紹介しました。自社の技術や製品をアピールするだけでなく、他社の技術を知ることもできる展示会が多いです。いろいろな展示会に出展してみることで、事業拡大のチャンスが訪れるかもしれません。

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【オンライン展示会】エボルトに出展するメリットや出展費用を紹介 

近年、オンライン展示会が開催されるようになってきました。この記事では、大企業や教育研究機関などの出展実績があるエボルトについて説明します。

エボルトとは

エボルト

出典元:evort 公式サイト

エボルトとは、株式会社エボルトが2020年5月から運営しているオンライン展示会のプラットフォ-ムです。年中無休で24時間開催しており、来場はもちろんのこと、出展もいつでも可能です。

分かりやすさを追求した展示会となっており、来場者は検索機能によって求めている情報を見つけることができます。

エボルトに出展するメリット

エボルトに出展するメリットは、主に3つあります。ここでは、それぞれのメリットを詳しく解説します。

1. いつでも出展できる

先程述べたように、エボルトはいつでも出展できます。従来の展示会は開催期間に合わせて出展の準備をする必要がありました。

しかし、エボルトに出展する場合はその必要がないので、時間をかけながら準備することができます。

2. 自社の製品などを見つけてもらいやすい

エボルトは来場日時の指定がない展示会なので、好きなときに検索して必要な情報を入手することができます。

そのため、従来よりも自社の製品などを見つけてもらいやすいというメリットがあります。

3. 費用や手間が少なくて済む

従来の展示会では、ブースのセッティングなど、人件費を含め費用が多くかかりました。それに対して、オンライン展示会であるエボルトであれば、人件費などを抑えられる上、セッティングの手間も省略できます。

エボルトの出展費用

2022年6月時点では、エボルトの出展費用の記載は運営会社のサイトにはありませんでした。金額を知りたい場合は、出展相談フォームから問合わせる必要があります。

公式サイト:evort

エボルトに出展するメリットは多い

エボルトは今までなかったビジネスチャンスを作ることをコンセプトにしており、さまざまな工夫が施された新しいスタイルの展示会です。エボルトに出展することで、新規顧客を獲得できる可能性が高まります。

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セミコンジャパンに出展するメリットや出展費用を紹介

本記事ではセミコンジャパンの出展費用について解説していきます。

セミコンジャパンとは

出典元:SEMICON JAPAN 公式サイト

セミコンジャパンとは、「SEMIジャパン」が主催する展示会です。毎年12月に東京のビックサイトで開催されており、2006年で30周年を迎えました。

歴史があるセミコンジャパンには、半導体メーカー、車やIoT機器などのアプリケーションを開発する企業もあり、幅広い業界が参加しています。唯一の半導体製造装置の国際展示会としても注目を集めております。

また、今年に開催された「SEMICON Japan 2021」では対面の展示会とオンラインセミナーもあるので、多くの企業が足を運ぶことが期待されます。

セミコンジャパンに出展するメリット

セミコジャパンに出展するメリットは、主に2つあります。ここでは、そのメリットについて詳しく解説します。

1. 幅広い業界と関わることができる

                               

半導体のメーカー、関連する部品メーカーなども数多く出展しています。幅広い業界と関わることができるので、新たな業界との接点を持ちたいと考えている企業におすすめです。

2. 新製品や新技術の視察ができる

最新の半導体装置が展示されているため、技術に触れることができます。また、小さい規模も出展しているため、新たな発見も期待できます。

市場の情報を取り入れることで、自分の商品の位置付けを明らかににしたいと考える企業におすすめです。

セミコジャパンの出展費用

セミコジャパンの出展費用は以下の通りです。会員になることで、出展費用を抑えることができます。

1. リアル出展料金(会員)

サイズ(幅×奥行) 連続出展 通常申込
3m×3m小間 380,700円 423,900円
2m×奥行小間 169,200円 188,400円
2m×1m小間 128,600円 138,200円

2.リアル出展料金(一般)

サイズ(幅×奥行) 連続出展 通常申込
3m×3m小間 514,800円円 572,400円円
2m×2m小間 228,800円  254,400円
2m×1m小間 158,400円 171,200円

3. パッケージブース料金

サイズ(間口×奥行×高さ) 料金
2m×1m×2.7m 出展料に含む
2m×2m×2.7m 85,000円
3m×3m×2.7m 100,000円

 

公式サイト:SEMICON JAPAN 2022

セミコンジャパンに出展して新規顧客獲得を目指そう

セミコジャパンは幅広い業界が出展しているため、今まで接点がなかった業界とも関わりを持てる可能性が高いです。ぜひ本記事を参考にして、セミコジャパンに出展するか検討してみてください。

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サプライヤー企業向けのマーケティング戦略とは?

市場競争の中で、自社のサプライヤー企業がより効果的なアピールを行うためにはマーケティングを上手に活用していく必要があります。この記事では、サプライヤー企業がどのようなマーケティング活動を行えば良いのか紹介していきます。

サプライヤー企業とは

サプライヤー企業とは、製品本体ではなく「製品に使用する部品を供給」している企業のことを指します。そのため、サプライヤー企業がマーケティングを行う対象はサプライヤー企業が制作した部品を使用する「メーカー」になります。

サプライヤー企業がマーケティングを行うメリット

サプライヤー企業がマーケティングを行うメリットはいくつか挙げることができます。下記では、主なメリットを2つ解説します。

1. 知名度の向上

一番大きなメリットとして知名度の向上が挙げられます。サプライヤー企業はまず部品を購入するメーカーに知ってもらう必要があります。知名度が低いと、メーカーとの契約がスムーズに進まない可能性も高いです。そのため、上手く自社製品である部品をマーケティングを利用しアピールしていくことが重要であるといえます。

2. 顧客ロイヤルティの向上

顧客ロイヤルティを高めることもマーケティングを利用するメリットの1つです。顧客ロイヤルティとは、顧客が製品に対して抱く信用や信頼のことを指します。顧客ロイヤルティが高まることで、同じ業種の他サプライヤー企業よりも顧客と強い関係性を築くことができるようになります。

サプライヤー企業向けのマーケティングの種類

サプライヤー企業が行うマーケティングの種類は、主に2つ挙げられます。

1. オフライン施策

まず1つ目のマーケティングとして、オフライン施策があります。パンフレットを配布したり、自社イベントを開催したり展示会に出展したりする行為が例として挙げられます。

2. オンライン施策

もう1つのマーケティングは、インターネットを活用したオンライン施策です。Webサイトを制作したり、顧客にメールを送ったりSNSを利用して宣伝を行ったりする方法があります。

マーケティング活動を上手に利用してサプライヤー企業としての知名度を上げよう

マーケティング活動は、webを活用して行う比較的手軽なものから展示会への出店と言ったものまで種類はさまざまです。サプライヤー企業が成長していく上で、マーケティングを上手に活用できることは大きなアドバンテージになります。

ぜひ、サプライヤー企業の方はマーケティング活動を通しての自社製品アピールを考えてみてはいかがでしょうか。

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産業用ロボットをPRするための施策とは?集客に有効的な方法を紹介!

生産現場の自動化の需要が高まる中、産業用ロボットの注目が集まっています。需要が高まる産業用ロボットをPRするために、どのような施策を立てるのが有効的なのでしょうか。今回の記事では、その施策方法について詳しく紹介します。

産業用ロボットとは

産業用ロボットは人間の代わりに作業を行う機械のことで、主に工場の生産ラインで組み立て・加工・検査といった工程で活躍するものです。昨今の労働力不足を解消し、危険作業から人間を開放してくれます。

産業用ロボットをPRするための施策

産業用ロボットの導入効果を多くの人たちに認知してもらうためには、PR活動が欠かせません。産業用ロボットをPRする施策として次のような施策があるので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 展示会

産業ロボットの機能性を知ってもらうためには、目の前で産業用ロボットを動かしてみることが良いでしょう。展示会を上手く活用することで、来場されたお客様に自社のロボットの動作や機能性を見てもらうことができます。

2. ポータブルサイト 

近年では、産業用ロボットを採用する担当者もインターネットを活用して情報収集をすることが増えています。ポータブルサイトに自社の産業用ロボットをPRするコンテンツを掲載させることで、自社製品を効率よくPRできます。

3. 業界紙

日刊工業新聞などのような業界紙に掲載することで、多くの業界関係者に自社の産業用ロボットをPRできます。また、業界紙に広告を掲載することで、広告をきっかけに興味を持ってくれる見込み客の集客にも繋がります。                                  

産業用ロボットの集客で重要なポイント

産業用ロボットの集客方法として、展示会に出展したり、ポータブルサイトや業界紙に掲載したりする方法があります。ここでは、自社の産業用ロボットをPRする上で、集客効果を高める重要なポイントを紹介します。

1. ターゲットを明確にする

販売する顧客の属性を明確にすることが大切です。どの業界の生産ラインで、どこの工程を自動化するのに使える産業用ロボットなのかといったように具体的にターゲット層を明確にしましょう。

2. 目的(ゴール)を決める 

最終的に集客できた顧客に、どのような行動をしてもらいたいかを明確にすることが大切です。商品を購入して欲しいのか、あるいはセミナーへ参加して欲しいのかというように目的を明確にしましょう。

適切な施策方法で産業用ロボットの集客効果を高めよう

今回の記事では、産業用ロボットの集客に有効的な施策を紹介しました。あらかじめターゲットや目的を明確にすることで、よりPRの効果を上げることができます。ぜひ今回の記事を参考にして、自社の産業用ロボットをPRしてみてください。

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【自動車部品の展示会3選】特徴や出展メリットも併せて紹介

自動車の展示会といえば、車好きが集まるモーターショーを思い浮かべる人が多いと思います。自動車の展示会でも、自動車部品に特化した展示会があることはご存じでしょうか。

そのような展示会には、自動車の部品や加工、試作に主に行っている企業が集まります。自社の技術を他企業に紹介できるだけでなく、他企業の技術を知ることができるチャンスです。ここでは、自動車部品に関する展示会を3つ紹介していきます。

1. オートモーティブワールド

オートモーティブワールド

出典元:オートモーティブワールド 公式サイト

オートモーティブワールドとは、クルマの電子化や軽量化、自動運転などの自動車の最新技術を一流の企業が多数出展する展示会です。東京展(9月と1月)、名古屋展、オンライン展の年4回も開催されています。

2018年1月17日に東京ビックサイトで「オートモーティブ ワールド2018」として初めて開幕しました。年々、出展者や来場者が増え続け、過去最多は1,100社にもなります。

自動車部品の展示会ですが、テクノロジーの展示会とも言われているため、海外からも注目されています。海外進出を目指している企業は、自社の製品をアピールする良い機会になるはずです。

公式サイト:オートモーティブワールド

2. 高機能化部品展

高機能化部品展

出典元:N-PLUS 公式サイト

高機能化部品展は、「N-PLUS」という製品の高機能化や、ものづくりの高付加価値化を発信する複合展にある1つの展示会です。展示会では空飛ぶクルマや電気自動車、航空機・船舶、人工衛星に関する出展もされています。

そのため、展示会では電子部品ではトランジスタ、音響部品、電源が展示されており、機械部品ではネジや歯車、パッキンなどが展示されています。空飛ぶクルマや電気自動車に自社の製品を提供したい場合は、新規顧客を獲得するためにも出展を検討してみましょう。

公式サイト:N-PLUS

3. 人とくるまのテクノロジー展

人とくるまのテクノロジー展

出典元:人とくるまのテクノロジー展 2022公式サイト

人とくるまのテクノロジー展は「横浜のパシフィコ横浜」と、名古屋の「ポートメッセ名古屋」の2箇所で開催されている自動車部品の展示会です。近年ではオンラインでの開催もあり、多くの企業が注目しています。

自動車部品の設計者だけでなく、開発技術者や研究者、さらには大学や専門学校の教職員や学生などの幅広い来場者が参加します。幅広い来場者に自社の技術や製品をアピールしたい場合に、おすすめの展示会です。

公式サイト:人とくるまのテクノロジー展

自動車部品の技術を展示会でアピールするのが自社を大きくするカギ

今回は自動車部品の展示会を3つご紹介しました。どの展示会でも、これからの自動車メーカーを支えるために多くの最新技術が集う展示会です。

自動車部品の展示会に出展するということは、新しいビジネスを掴むチャンスでもあります。ぜひ、貴社の自動車部品を展示会でアピールしてみてはいかがでしょうか。

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電動化による自動車部品業界の課題とは?

自動車業界は現在、100年に1度の大変革期と呼ばれており、CASE(C:コネクテッド、A:自動運転、S:シェアリングサービス、E:電動化)が叫ばれています。

完成車メーカーだけなく自動車部品メーカーも大きな事業変革を求められていますが、今回は電動化による自動車部品業界の課題について解説します。

電動化とは

車の動力源と言えばガソリンの燃焼エネルギーを利用する「エンジン」ですが、動力源を電気エネルギーを利用したモーターに変えていく動きを見せており、動力源を電気にすることを「電動化」と呼びます。電動化する際は、バッテリーやモーター、制御ユニットなどが必要になります。

電動化と自動車部品業界

エンジンは数多くの機械要素部品からできており、自動車部品メーカーの多くは機械要素部品を作っています。しかし、電動化することで主要部品がモーターなどへと切り替わります。

モーターなどは制御技術が難しいですが、数少ない部品で構成されているためエンジンと異なり機械要素部品は少なく済みます。そのため、機械要素部品を作っている自動車部品メーカーは事業変革しなければ生き残ることができない状況となっています。

これからの自動車部品業界に必要なこと

CASEは電装部品やソフトウェアが重要になってくるため他業種との戦いになってきます。いち早く経営者は舵取りを行い、自動車のソフトウェア開発などに取り組む必要があります。

新技術の開発が課題解決のカギ

自動車部品業界の課題として、機械要素部品があまり求められなくなることや、他業種からの参入による争いが挙げられます。100年に1度の大変革期で生き残るためには、新技術の部品開発が求められます。