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【事例紹介】株式会社クラレ様

webマーケティング未経験者が定常的に良質な問い合わせを獲得した方法

 

株式会社クラレは、高機能樹脂・化学品・人工皮革などの幅広い製品を製造・販売する大手化学メーカーです。

今回、お話をお伺いした佐野様が在籍する環境ソリューション事業部では、自然由来の材料を原料とした活性炭の製造・販売を行っており、佐野様は活性炭の特徴を活かした窒素ガス発生装置の販売を担当しております。窒素ガス発生装置の市場において、クラレは40年以上の製造・販売実績があり、事業開始以来国内での販売を中心に順調に売上を伸ばしてきました。これまでの活動からクラレの窒素ガス発生装置は高性能・高品質な製品として市場では認知されておりますが、窒素ガス発生装置自体の一般的な認知度が低く、潜在顧客獲得のためweb上での認知度アップが課題となっておりました。

そのような流れから、今回、新規顧客の獲得を目的として、自然検索に強みを持つメトリーの導入を行いました。その背景や導入に対してのハードル、導入してからの変化などについて佐野様に伺いました。

 

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独創性の高い技術で産業の新領域を開拓

 

―はじめに、御社の事業についてお教えください。

佐野さん(以降、佐野):弊社は、ポリマーやゴム、光学関連商品など、幅広い高機能化学品を扱っている会社で、我々の部署では活性炭を中心としたビジネスを展開しています。弊社では「世のため人のため、他人(ひと)のやれないことをやる」という使命のもと、独自の技術力を活かした「スペシャリティ化学企業」として世界で競争力を持つ数々の事業・製品を生み出してきました。

 

―佐野さんの役割についても教えてください。

佐野:私は2012年に入社してから環境ソリューション事業部で活性炭の研究開発を行なっておりました。5年ほど前に営業に転向し、活性炭を利用して窒素を発生させる窒素ガス発生装置の営業を行っております。現在は営業活動と並行して、web上での製品認知度アップおよび引き合い獲得を目指して、Yahoo!およびGoogleでのリスティング広告などのマーケティング対応も行っております。

 

 

web経由での販売経路を作る必要があった(メトリー掲載の経緯)

 

ー掲載前はどのように問い合わせの獲得をしていたか教えてください。

佐野:基本的には事業開始当初からご協力頂いている産業ガス分野の商社様経由や、既存の納入先からの更新検討などの企業間の繋がりから引き合い(以降、問い合わせ)を多くいただいておりました。一方、最近ではweb上での検索による問い合わせ獲得の重要性が増しており、弊社ではwebマーケティングが一つの課題となっておりました。

 

ーどんなところに課題があったか教えてください。

佐野:窒素ガス発生装置自体の認知度が低いため、web上で窒素ガス発生装置を検索してもクラレにたどり着くのが難しく、web検索で初めに検討する潜在顧客へのアプローチが不足していることが大きな課題でした。弊社では最近マーケティングにも力を入れている最中ではありますが、私が販売している窒素ガス発生装置は社内でも特殊な商材となるため、商品の専門的な知識を持ちつつマーケティング活動を行うことができる人員リソースも不足している状態でした。

 

ーどんな経緯でweb広告を出すことになったのでしょうか。

まずは商品知識のある私がリスティング広告の施策を進めていたのですが、広告キーワードの編集などのリスティング対応だけでは効果が乏しく、根本的な改善には至っておりませんでした。その中で社内の同僚から、産業機械を比較検討できるメトリーのサイトを紹介され、自然検索での製品認知度アップの観点から現在の我々の課題にマッチしていることが分かり、広告掲載をお願いした経緯があります。

 

定常的にweb経由で問い合わせを獲得・メトリー導入後の効果

 

ー広告媒体は他にもあったと思うのですが、なぜメトリーを選んだのですか?

佐野:他のサイトへの掲載も検討しましたが、良い意味でも悪い意味でも幅広い製品を掲載しており、比較するには情報量が多いと感じていました。一方で、メトリーは一見した際の情報量が適切で、ユーザーにとって比較しやすいと感じたためメトリーを選びました。

また、SEO対策(検索エンジン対策)がしっかりされているので、多くの製品ページがGoogleで上位表示されています。

そのため自社ページのSEO対策を行わなくても、関連する商品を検索したユーザーに対して自社製品を表示することができます。自社のSEO対策ができていない弊社にとっては大きなメリットだと感じました。

 

ー掲載後はどのような効果がありましたか?

佐野:メトリー経由で広告掲載はまだ始まったばかりですが、問い合わせは最初1ヶ月で3件ほど発生しています。それぞれの問い合わせには、具体的な内容が多く、受注にも繋がりやすい傾向にあると思います。加えて、リスティング広告経由での問い合わせも増えており、当初の目的であったweb上での認知度が上がっている印象があります。直近では、リスティング広告・メトリー広告含めて、ほぼ毎日問い合わせが発生しており、他の営業メンバーにも対応を依頼している状況です。

 

ー実際にメトリーから流入してくるお客様は、どんなお客様が多かったかなどわかる範囲で教えていただけますか?

佐野:メトリーには窒素ガス発生装置の製品カテゴリーで掲載させていただいているため、問い合わせいただくお客様の多くが窒素ガス発生装置を認知しており、購入に前向きなお客様が多い印象があります。そのため具体的な内容での問い合わせが多く、他のweb広告よりも情報の階層が上がっているお客様が多いと感じております。

 

 

メトリーならweb知識がなくても、新規顧客を獲得できる

 

ーメトリーに掲載するなら、どんな課題を持った方がおすすめですか?

佐野:私自身webマーケティングの知識が少ない中で、web経由での問い合わせを増やすことができています。なので、私のようなBtoBのビジネスをやっていて、webマーケティングをやってこなかった人や、会社のホームページしか持っていない人、忙しくてwebマーケティングになかなか手が回らない人におすすめです。

web検索が主流となっている現代の市場において、web検索での受け皿が整備されていないことは製材顧客獲得のための機会を逃していることを意味します。まずはメトリーに広告を載せ、webマーケティングの第一歩を進めることから始めてほしいと思っています。

 

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キャスター付き作業台

監修:山金工業株式会社

キャスター付き作業台とは

キャスター付き作業台

図1. キャスター付き作業台

キャスター付き作業台とは、天板と脚部によって構成された作業台の脚先又は底面部に移動用のキャスターが取り付けらた作業用のテーブルです。

会社などで使用される会議用のキャスター付きテーブルと異なり、外観のデザインよりも天板に積載する物の質量や、作業によって発生する荷重・衝撃に耐えられる機能を優先した製品です。

積載物を載せたまま移動できるタイプや、移動時は積載物を載せずにレイアウト変更を簡単に行える機能に限定したタイプなど様々にあります。

キャスター付き作業台の使用用途

キャスター付き作業台は、大きく分けて積載物を載せたまま移動できるタイプと、移動時に積載物を載せずにレイアウト変更を簡単に行える機能に限定したタイプがあります。

積載物を載せたまま移動ができるタイプは積載物が重量物であるケースが多く、工程間を積載製品を移動させる為に都度台車等で積み降ろしをしなくても良いように作業台に載せたまま次工程に移動する事ができる為、効率的にも安全面でもメリットは多いです。さらに加工作業や組立て作業を行う際にはペダル操作によってキャスター機能からアジャスターによる固定機能に切替が簡単にできます。

一方、移動時には積載物を載せずにレイアウト変更を簡単に行える機能に限定したタイプは主に軽量の製品を扱うケースが多く見られ検品・検査、包装、組立てなど流通加工業やアッセンブリー工場などで使用されています。

キャスター付き作業台の原理

一般的な作業台の構造は、天板と天板を支える天枠部材と全体を支える脚部 (鳥居脚) から成り立っています。

横揺れを防止するために脚部にはツナギパイプという間口方向に取付ける部材で剛性を保つ構造になっていますが、キャスター付き作業台の場合はさらに脚先や底面にキャスターが予め取りつけられている構造です。

キャスター付き作業台のその他情報

天板表面素材の違いによる用途拡大

1. 低圧メラミン化粧板
パーチクルボードを芯材とし、メラミン含侵シートを熱圧一体成型した化粧板です。表面硬度は7Hです。

2. ポリエステル化粧合板
パーチクルボード芯とペーパーコア芯により非常に軽く移動も苦になりません。表面硬度は3Hです。

3. 塩ビシート
パーチクルボードに塩ビシートを貼った天板です。弾力性がありワークへのキズを防ぎます

4. メラミン化粧板
メラミン化粧板は硬度があり、芯材はパーチクルボードやペーパーコア仕様で耐荷重別に様々です。表面硬度は8Hです

5. スチール
粉体塗装を施した金属製天板です。強度は高いですが鋭利なもので引っかくと表面の塗膜にキズが付くため注意が必要です。

本記事は軽量作業台を製造・販売する山金工業株式会社様に監修を頂きました。

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【事例紹介】金澤工業株式会社様

金澤工業株式会社について

 

 

金澤工業株式会社は、1953年に創業以来、電気製品の製造一筋に歩んでまいりました。主要商品の「住宅用設備機器」は、ハウスメーカー様や数多くのキッチンメーカー様と、二人三脚でのモノ造りに取り組んでおります。

2018年には、電解水(次亜塩素酸水とアルカリ性電解水)を生成する 「電解水生成装置」の開発ラインセンスを㈱東芝から譲り受け、幅広い分野で、衛生管理の支援に取り組んでいます。お客様の多様なニーズに合わせ、自社一貫体制を構築し、アフターサービスまで自社で責任を持ってサポートします。

70年の長きに渡り培ってきた技術力を活かし、MADE IN JAPANの底力で、電気製品の生産エキスパートとしてこれからもお客様と一緒に挑戦し続けます。

 

 

事業内容

  • OEM事業(電解水生成装置・電動昇降吊戸棚・蒸気排出ユニット・コーヒーメーカー・電子蚊取り器ほか)
  • 自社ブランド事業(電解水生成装置・電動昇降吊戸棚・蒸気排出ユニット・食器乾燥機ほか)

Metoree導入のきっかけ

 

金澤工業株式会社 営業部 西村様

 

Metoree導入のきっかけは、コロナ禍ということもあり対面での営業がなかなかできず、新規のお客様の獲得が困難となっており、そのような中で自社でのオンラインマーケティングに対する意識が高まってきたことがきっかけです。

当時、当社では下記のような課題を抱えておりました。

  1. 電解水生成装置の製造・販売は、2018年に始めた事業ということもあり、販売ルートの開拓が急務の状況であったが、電解水生成装置検討層を自社HPへ集客することができていなかった。
  2. これまで、紹介営業がメインであったため、WEB集客に対しての知見もあまり無かった。

  3. WEB集客の施策は数多くあり、どのような施策が自社に適しているのか判断するのが難しかった。

  4. 一度、他の外部サイトに広告を掲載したことがあったが、自社HPへのアクセス数の増加やお問い合わせ数の増加などの効果が実感できなかったため、そもそもWEB集客に効果が見込めるのかという不安もあった。

上記のような課題を抱えていたところで、Metoreeの営業担当者に話を伺い、有償の広告にチャレンジすることを決めました。

 

Metoree導入を決めた理由

 

Metoreeの導入の決め手は、主に3点あります。

  1. 有償広告導入前から自社HPへの流入、引き合いがあったこと。

    有償広告を始める前から、弊社の情報がMetoree上に掲載されているのは知っており、実際にMetoree経由での自社HPへのアクセス・お問い合わせがありました。そのような中、Metoree経由でのお問い合わせから受注に繋がり、有料の広告に掲載してみたいと思いました。

  2. GoogleやYahoo!での上位表示。

    弊社がPRしたいと考えていた「電解水生成装置」「次亜塩素酸水生成装置」のMetoreeのページが検索結果で上位に表示されていたことです。特に、「電解水生成装置 メーカー」「電解水生成装置 比較」「次亜塩素酸水生成装置 メーカー」「次亜塩素酸水生成装置 比較」というキーワードでは検索で一番上に表示されており、より高い集客効果を見込めるのではないかと思いました。

  3. メーカー一覧での上位表示

    Metoreeの有償広告は、各製品カテゴリページの「メーカー一覧」で上位表示をすることができます。また、「製品をPRする枠」と「会社をPRする枠」があるため、Metoreeのペ―上に流入してきたユーザーの方に、他社よりも効果的にPRすることができ、結果的に自社HPへのアクセス数増加に繋がるのではないかと思いました。

Metoreeに広告を掲載するにあたって意識したこと

 

Metoreeに広告を掲載するにあたって、製品のPRの仕方を工夫しました。やはり、弊社が伝えたい製品の良さを記載するだけではユーザーの方に響かないと思ったため、一度ユーザー目線に立ち、ユーザーにとって当社の製品を利用するメリットや具体的な利用の方法などを分かりやすく説明することに重点をおいて掲載内容を考えました。

 

Metoree導入結果

 

Metoreeを導入してから、1か月で自社HPへのアクセス数が7倍にアップしました。また、アクセスだけでなく、ホームページ経由でのお問い合わせやカタログのダウンロード数も2倍程度増えました。メトリ―経由でのユーザーは、今まさに製品を探している方なので、実際のお問い合わせの質の高さにも満足しています。

それに加えて、メトリ―に広告を掲載した後も、広告の効果についての面談をしていただいており、掲載後のサポートについても満足しています。

 

Metoreeをどのような人におすすめしますか?

 

当社と同じく、中小企業様で新規顧客の開拓に悩んでいる人におすすめしたいです。Metoreeの有償プランは、他のサービスに比べリーズナブルであるにも関わらず、短期間で、高い効果を期待できます。ですので、WEB集客で悩んでいる方はまずMetoreeに相談してみると良いと思います。

 

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【事例紹介】SiTime Corporation様

SiTime Corporation-ロゴ

SiTime Corporationについて

SiTime Corporation (NASDAQ: SITM)は、シリコンMEMSタイミングのマーケットリーダーです。エージングのない高性能MEMS振動子で水晶では実現の難しい高性能発振器を開発しました。

また、高性能のアナログCMOS ICによって、従来のタイミングデバイスを凌駕する高信頼性や周波数安定性を有する製品を開発しています。

高い技術力と幅広い製品で急成長を続け、2021年の売り上げは250億円で発振器の売り上げでは世界トップです。

プログラム可能なソリューションは、お客様がより高いパフォーマンス、より小さなサイズ、より低い電力、より優れた信頼性で製品を差別化できるようにする豊富な機能セットを提供しています。約20億台のデバイスが出荷され、タイミングデバイス業界を変えています。

 

導入のきっかけ

SiTimeは世界ではタイミングデバイスメーカーとして知名度は高いのですが、日本ではまだあまり認知されていないので、知名度向上のためオンラインマーケティングを採用しました。

 

メトリー導入を決めた理由

GoogleやYahoo検索において、部品検索サイトとして常に上位に表示されるため採用しました。

弊社は現在メトリー上の7つのカテゴリに製品を掲載していますが、検索順位において7つのカテゴリ中6つが1位、1つが2位で、他の製品サイトよりも見られやすいと感じています。

他にも、「TCXO+ランキング」や「水晶振動子+比較」といった幅広い検索キーワードでメトリーのページが1位に表示されています。

しかも、メトリーさんが検索ボリュームの大きいキーワードをあらかじめ選定してカテゴリを作成しているので、閲覧数が増えないのではないかといったような心配もなく安心して広告掲載を始めることができます。

 

メトリーを実際に使ってみて

幅広い顧客からのお問い合わせが増えました。メトリーは「広告確認ページ」で、弊社の情報が具体的にどんな企業さんに見られているのかわかるので随時確認しています。

これまで接点の無かった企業さんをターゲットとして見込めること、また弊社に興味を持った企業さんのコンタクト情報を得られるので実際にアプローチを掛けられることが新規顧客獲得に役立っています。

また、メトリー上のカテゴリは急速に増え続けているので、タイミングデバイス内のカテゴリーがさらに増えてより多くの方に見ていただけるようになることも期待しています。

 

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【事例紹介】株式会社イー・スクエア様

株式会社イー・スクエアについて

1999年設立後、大気圧プラズマの開発、製造、販売を行い、国内外液晶等表示デバイス市場へ1200台以上の納入実績を踏まえ、新たな市場に向けその存在価値を生み出しております。
当該装置を利用し、様々な材料表面の界面制御に対し、大気圧プラズマによるラジカルを用い、ケミカルドライ処理を可能にし、お客様のニーズにお応えできるよう、サンプルワーク等を通じ、最先端アプリケーションの開発、発掘、提供を行っております。

 

メトリ―導入前の課題

弊社の製造する大気圧プラズマ装置は国内外表示デバイス市場等を対象に市場拡大してきましたが、その他の市場に対してまだまだ未開拓であり、ニッチな市場でもありますが、この技術は先端開発に必要な要素が様々あり、可能性のある未開拓なアプリケーションもたくさんがあります。

これを各方面に周知頂くには、現状のコロナ禍ではいろんな制限のある中、展示会等に於いても来客数や、面談の減少に伴い、潜在顧客様にどのように喚起、アプローチするかが課題でした。  

その上で、これら、我々の存在や、種々のアプリケーションの存在を知っていただく手段として、on-lineを主体としたメトリ―の状況を調査させていただき、試験的(有料サイト)に運用させていただき引き合い等の状況変化を待ちました。

メトリ―を導入した理由とその結果

3ヶ月間の有料サイトを試験的に運用させていただいた結果、弊社ホームページへアクセス数は直接アクセス数の次にメトリ―からの流入であったことから、明らかに効果がありました。また、自社カタログや、技術論文等の掲載資料に関する充実化にしても、自由に編集でき、また、他のカテゴリへの掲載も可能である為、これらもアクセス数増加へと寄与出来たと思います。掲載資料の充実や定期的なup-dateはアクセス数の増加に直結します。

今後の改善点として思いますのは、カタログ等をダウンロードされた場合、レポート内容をもう少し詳しい情報を加えていただき、尚、ダウンロード動機もいただけたら、その後のフォローする際に、また、お客様の要望を理解するうえで、流れがスムースに行くと思います。今後、お客様目線で様々な技術資料等の掲載充実を図って行く所存です。

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ラミネート機とは

監修:株式会社スギイマシナリィ

ラミネート機とは

ラミネート機

ラミネーターとも呼ばれ、木質板(合板、パーチクルボード、MDF等)にフィルムや紙などのシートを貼り合わせる機械を指します。

貼り合わせる前工程に木質板に糊をつける『糊付機』、貼り合わせた後工程に『ロール圧着』あるいは『平板プレス圧着』等の機械が必要になります。
ロール状のシートを巻きだす際のズレやシワを取り除くためにダンサーロールやエキスパンダーロールを付属する事もあります。

シートフローリングが近年の住宅内装の主流になってきてからは非常に重要な設備となっております。

ラミネート機の使用用途

合板等の木質板に木目調などの印刷がされたシートを貼り付けることによってフローリング材などの内装建材を生産するラインに利用されます。

近年の印刷技術向上により様々な印刷シートが開発され、今では木肌の凸凹感などの質感までも表現したシートがでてきました。

こうした背景から無垢フローリングや突板フローリングと見分けがつかない程の多種多様なシートフローリング材が世に出てきており、それに伴いラミネート機の性能もシート・接着剤に合わせて多種多様になっております。

ラミネート機の原理

ラミネート機は大きく二つの装置から成り立っております。

実際にシートと基材を貼り合わせる①“ラミネート装置”とロール状のシートを巻きだす②“シート架台装置”です。
シート架台装置はロール状のシートをセットし、シートをラミネート装置まで運びます。
ロール状シートの回転を止めるためにエアクラッチブレーキやパウダーブレーキが使用されます。

ラミネート装置において、基材とシートを密着するための重要なロールを『脱気ロール』と呼び、金属(メッキ仕上げ)あるいはゴムロールが用いられます。また、脱気ロール内をオイル循環させる事によってロール温度を調整できるようにする事もあります。

 

下記イメージ図にてラミネート装置の略図

ラミネート装置の略図

本記事はラミネート機を製造・販売する株式会社スギイマシナリィ様に監修を頂きました。

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糊付機

監修:株式会社スギイマシナリィ

糊付機とは

合板・木質ボード(パーチクルボード、MDF等)などの平面基材の表面に接着剤を塗布する機械を指し、主にロールで塗工する機械を『糊付機』と呼びます。
一般的に建築材料に使用される事が多いです。
機械が無かった時代に平面基材の上に必要な糊を置き、ヘラ等で表面に糊をムラなく広げた事から『スプレッダー(Spreader)』とも呼ばれます。

基材の表面以外にも裏面又は両面に接着剤を塗布する事が可能です。
各ロールの位置・速度を調整することによって接着剤塗布量や生産量を調整します。

糊付機の使用用途

平面基材に糊を塗工するため、段ボール紙業界から建築材料、家具・木工業界の糊付作業に幅広く利用されます。

使用例:
製材された板に接着剤を塗工し貼り合わせ、集成材を作ります。
合板やMDF等に接着剤を均一に塗工し、その後シート/単板などの貼り合わせによってフローリング材を作ります。
これら以外にも数多くの“貼り付ける”という工程に対して糊付機(スプレッダー)が使用されております。
また、ロール塗工の技術を利用し、『含浸』工程に用いられる事もあります。

糊付機の原理

基本は3本のロールを組み合わせて基材に接着剤を塗工します。
『コーターロール』:ロールに付着した接着剤を基材に転写することによって塗布するロール(塗布ロール/ アプリケーションロールとも呼ぶ)

『ドクターロール』:接着剤塗布量を調整するロール
コーターロールとドクターロールの間に糊をため、ドクターロールをコーターロールに押し当てる事によって、コーターロール表面に形成される糊の厚さを調整する事ができます。
ドクターロールをコーターロールに押し当てる=隙間減少=塗布量減少
ドクターロールをコーターロールから引き離す=隙間増加=塗布量増加

『送りロール』 :基材を搬送するロール
一般的にコーターロールと送りロールの隙間は、接着剤を確実に基材に転写させるために基材の厚みより少し狭くする。

各ロールの位置を一度固定すれば長時間一定の品質で基材に接着剤を塗工し続ける事ができます。

3本のロールの位置関係を表したものが下記の動画になります。

本記事は糊付機を製造・販売する株式会社スギイマシナリィ様に監修を頂きました。

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製造業マーケティングガイド

【事例紹介】炎重工株式会社様

 

炎重工 水中カメラご担当者様

 

炎重工株式会社について

弊社は、屋外環境を専門とした制御システム、ロボット技術の開発を軸に事業を行っている会社です。

屋外環境は変化が激しいことより、性能の不安定さや故障が多くなりがちです。
そのため、私たちはハードもソフトも設計から製造まで自社で一貫してプロデュースしています。
自社ですべての工程を管理することにより、お客様の環境にあわせた自動化/遠隔化のご支援、情報セキュリティ対策を実現しています。

これからも皆様の屋外作業におけるデジタル化・工業化を進めて参ります。

 

メトリーを導入した理由

メトリーを導入した理由は、コストが割安で、細かな情報を掲載して頂けることです。

メトリーは半年から掲載が可能なので、短期間でお試しして効果を実感した上で掲載を継続することができます。

また掲載後のサポートが充実していることも導入を決めた理由です。月ごとのページが見られた回数や、ホームページアクセスの中でメトリー経由のものが占める割合などを確認、分析していただけるので専門知識がいらずにWEB集客を管理できます。

 

 

メトリ導入結果

認知度が向上したことで問い合わせ件数が増えたように感じます。

「新規カテゴリ作成オプション」で効果が出ました

掲載を始めた当初、メトリーには一部当社製品に該当するカテゴリページが無かったので、新規でカテゴリを作成していただきました。「新規カテゴリ作成オプション」はプランに申し込むと追加費用がかからずに使えるサービスなのでありがたかったです。

メトリーに従来なかったカテゴリページであっても、掲載を始めてから次の月には、「検索エンジンでの上位表示」、「カテゴリページ閲覧回数増加」、「当社ホームページへのアクセス数増加」という結果が出ました。

 

カテゴリ作成から3か月ほど経つと、カテゴリページ閲覧回数が飛躍的に伸び、それに比例してホームページへの集客効果も高まりました。

掲載開始以降、閲覧回数が右肩上がりで伸び続けていることから掲載の継続を決めました。

 

これから更なる問い合わせ件数の増加を目指して、掲載内容の充実やターゲット顧客へのアプローチ方法の検討を進めていきたいと考えております。

 

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【事例紹介】日本セミラボ株式会社様

日本セミラボ株式会社-ロゴ

日本セミラボ株式会社について

 

当社は、エリプソメータのパイオニアとして数多くの分校エリプソメーターを販売してきました。従来の分光エリプソメトリーで培われた経験と技術を継承しつつ、お客様の声を元に改善を繰り返し、従来機よりも優れた測定精度や安定性、高い操作性をもつエリプソメータが誕生しました。

使い勝手の良い解析ソフトウェアと豊富なデータベースで研究からインライン生産品質など様々な用途性と汎用性を誇り、シンプルな単層の膜厚測定から、より複雑なアプリケー
ションまで幅広いニーズに応えます。

日本セミラボ株式会社が製造・販売を手掛ける分光エリプソメーター

Metoree導入のきっかけ

コロナ禍で対面での営業が限られたことで、社内でもウェブ集客への意識が高まったことがきっかけです。

始めは弊社のお客さまとのメインの接点である自社ホームページを、Google等検索エンジンで上位表示させるブランディングを考えていました。

しかし自社ホームページのSEO対策には費用と時間がかかること、またWEB集客に取り組む余裕がないことから課題感を抱えていました。

分光エリプソメーター(薄膜特性評価)

メトリー導入を決めた理由

やはりSEOに強いという点がメトリー導入の決め手です。当社が掲載を始める前から、メトリー上のほとんどのカテゴリにおいて「製品名+メーカー」での検索結果が1番上に表示されていることに、非常に興味を持ちました。

特にSEOに強いということは、検索エンジンを利用する沢山の人をターゲットにできるチャンスがあるということなので、新規顧客獲得に役立つと思いました。

分光エリプソメーター(薄膜特性評価)

メトリーを実際に使ってみて

広告掲載を始めて以降、当社が広告を掲載した全てのカテゴリがGoogleで下記写真のように一番上に表示され続けています。
その効果として、当社の製品が載っているカテゴリで、競合企業の中でホームページのクリック数ランキングが1位になりました。(掲載前4位)
ホームぺージを見ているターゲット層の数が増え、お問合せの数も増やすことができました。

 

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ディップコーター

監修:株式会社SDI

ディップコーターとは

ディップコーターとは、基材にコート液を塗布する装置のことを指します。

塗布方法にはいくつかの種類がありますが、そのうちの一つがディップ方式といわれるコート液に基材を浸けて引き上げる方式であり、そのための装置がディップコーターになります。

ディップコーターの特徴として、

  • 均一な薄膜を形成することができる(数十nmの膜厚も可能)
  • 両面を同時に塗布することができる
  • 対象物の形状は問わない
  • 塗布液(コーティング液)のロスが無い
  • 機器のメンテナンスが簡単

などの特徴が挙げられます。

 

ディップコーターの使用用途

ディップコーターの使用用途は以下の通り多岐にわたっております。

  • 塗布対象物:レンズ・ガラス材・金属材・カテーテル・水栓金具等
  • 分野:光学系レンズ・医療系・電子デバイス・フォトリソ等
  • 塗布液:離型剤、撥水剤、ハードコート剤、防湿剤、防汚、レジスト
  • コーティング種類:反射防止コート・ハードコート・離型剤コート・フッ素系コート
  • 形状:円筒形ガラス・ヘルメットシールド・ペットボトル・入れ歯・多孔質セラミック・湾曲レンズ・ウエハ・立体構造物

 

ディップコーターシステム概要

ディッピング法によるプロセス

試料を垂直にして所定のディップコーティング液に浸漬し、その後上方に引き上げて、付着の液膜を空気中(気相中)でゲル化する方法

ディップコーター

  1. ディップコーティング液浴槽に試料を垂直に浸漬
  2. ディップコーティング液の粘性力、表面張力及び重力の相互作用を利用して引上げ開始
  3. 試料の引上げ速度は、ディップコーティング液の粘性と付着液の流下する重力との関係性から膜厚を制御する
  4. 均一な薄膜を形成完了 → 乾燥

本記事はディップコーターを製造・販売する株式会社SDI様に監修を頂きました。

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