K熱電対フラットコード温度プローブ
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この製品について

熱電対を使う温度計測は、熱電効果を利用するものです。熱電対とは、2種類の導体 (金属線又は合金線) の一端を接合し、電気的に接続したものです。熱電対における規準熱起電力と最大公差はIEC 60584 (JIS C 1602) に定義されています。最も広く使用されている熱電対は、ニッケルクロム-ニッケル (Kタイプ) です。

＜K熱電対 フラットコード温度プローブ＞
このK熱電対温度プローブは、ペースト、半固体、液体、気体の温度測定が可能です。フラットコードケーブルなので、ドアや冷蔵庫の密閉シーリングの隙間に通すことができます。

このK熱電対温度プローブの精度はクラス1で、測定値の±1.5°Cの精度であることをを意味します。

この温度プローブのt99 (プローブが温度上昇の99%を記録するためにかかる応答速度) は、+60°Cの動いている水の場合で7秒です。動かない液体、ペースト、気体*の場合はさらにかかります。※

＜さまざまなアプリケーションに対応＞
※気体温度測定時の応答速度は、水の温度測定時の温度表示より約40～60倍速いですが、このプローブは応答速度が遅く、むしろ敏感すぎる温度センサより、気体温度測定に向いています。一定期間のごくわずかな温度変化を測定するわけではない場合にこのプローブは最適です。たとえば冷蔵庫内の温度を測定用にこのプローブを使用する場合、冷蔵庫のドアを開け、一瞬、暖かい空気が冷蔵庫内に入ることから生じる温度変化などを考慮する必要がありません。

応答速度の速い気体温度プローブをご希望の場合は、高速応答温度プローブ 0602 0493 をお勧めします。温度測定範囲が広いのも特長です。