標準水素電極
株式会社つくば燃料電池研究所

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この製品について

■概要ポテンショスタットなどを用いた電気化学計測において重要となるのは、電位の基準となる参照電極です。通常は飽和カロメル電極、銀･塩化銀電極など固体電極が使用されます。これらは使用に当たって試験溶液に投入すればすぐに使えるという便利さはありますが、長期間使用したときの劣化や経時変化、誤って電流が流れたときの電位回復に時間がかかること、内部液による試験溶液の汚染など、問題点を多く含んでいます。

また、水銀など有害物質を用いることは、対環境上も好ましくありません。「標準水素電極」はあらゆる参照電極の電位の基準となるものであり、応答が早く、非分極性が高く、また経時劣化は最小で済むという特徴を持っています。特に燃料電池関連の触媒研究においては、「水素極」の基準となるもので、推奨されるはずのものですが、これまで手軽に使用できるものは多くありませんでした。TFCL型標準水素電極は、「使いやすさ」を考慮して開発されました。

・長さ約7cm、径13mmのコンパクトなものです。
・テフロン製、ガラス製 (注文製造可能です) の2種類あります。テフロン製のものは堅牢なボディーでできており、分解、洗浄も容易です。
・水素ガスは最小の供給で済みます。また、途中で水素ガスを止めて使用することも可能です。更に、電解によって水素を内部に発生・貯蔵することで、水素の準備できない実験室でも使用できます。
・あらゆる温度で標準電位を与えます。

■内容電極部は白金黒付きPt網、Ni線リード、水素ガス導入管付き

■備考外径約13mm、長さは指定できます

型番
この商品には1種類の型番があります

シリーズ
標準水素電極

取扱企業
株式会社つくば燃料電池研究所

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標準水素電極品番1件

商品画像	品番	価格 (税抜)	使用温度範囲	材質	電極部	筒部の構成	水素ガス導入	筒部長さ	ルギン毛管長さ
	テフロン樹脂製水素電極	要見積もり	室温~70℃前後 (電気化学セル内の溶液が沸騰しない範囲)	テフロン樹脂	Ptコイル	テフロン樹脂、またはガラス、透明樹脂 (アクリル、ポリカーボネート) など指定できます	上部コックで切り替え	5~10cm (指定できます)	2~5cm (指定できます)