材料情報統合システム MIPHA
株式会社新興精機

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この製品について

■概要と主な機能MIPHAは、機械学習をあらゆる側面で積極的に取り入れて効率的に組織の定量評価、組織→特性の順解析、特性→理想組織の逆解析を行うための総合解析パッケージです。操作性に優れたユーザーインターフェースが備わっており、高度な材料組織形態解析が容易に実施できます。

特に、物理的に意味のある材料組織の特徴量 (粒径、連結性など) を定量評価する機能に優れています。スタンドアロン型のパッケージであり、データの外部漏洩の心配がありません。MIPHAは以下のモジュールで構成されています。

モジュール
■一括設定画面以下のモジュールの一括設定・一括実行を行うことができます。

■領域抽出先端的画像処理により対象領域 (粒界、第二相など) を自動ラベリングします。

■2D/3D定量解析2D/3D組織のmetric特徴量/topology特徴量を定量評価します。
・【2D】粒径、面積率、真円度、アスペクト比、凸度、長軸長・短軸長・角
・【3D】体積、表面積、真球度、長軸長・厚さ・幅・角度、種数、オイラー標数、貫通した穴の数、内在する空洞の数、曲率、フラクタル拡張次元、分岐点数などの平均値と標準偏差) 

■順解析カスケードコリレーション法を採用したニューラルネットワークにより、特性を推定します。順解析モデル作成と同時に、感度係数法により説明変数の目的変数への寄与度を評価し、自動的に重要な説明変数を選択してモデルを最適化するスパース学習が行えます。

■逆解析遺伝的アルゴリズムにより、要望する特性あるいは二つの特性バランスを最適化する組織因子を提案します。

■サポートMIPHA購入者には、初年度1年間の保守契約 (バージョンアップ、基本的な利用方法の説明) が自動的に与えられます。2年目以降は、保守契約を締結していただくことにより、引き続きメール・電話による利用方法の説明サポートをさせていただきます。

■更に高度な解析を希望される場合への対応クラウド型材料情報統合システムshinyMIPHA (名古屋大学材料デザイン工学専攻構造・形態制御工学研究室 (足立研究室) 開発) と合わせて使うことにより、一層高度な解析が可能です。