高速・高剛性NC円テーブルローラーターンテーブルユニット
高広工業株式会社

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この製品について

ローラギア基本原理
■基本構成入力軸にカム、出力軸にタレットを配し、ローラー (カムフォロア) を介して動力を伝達する駆動機構です。カムが1回転することにより、タレットのローター1ピッチ分が回転します。常に複数のローラーがかみ合っているため高精度、高剛性のトルク伝達を実現します。

■ノーバックラッシュローラーを介したかみ合いであるため予圧を付加することができます。これによりノーバックラッシュの状態となり、高精度位置決め、高速回転、高効率伝達が実現されます。

ローラギア基本原理 特長
■高精度割出 特許No.3636105ノーバックラッシュのかみ合いは高精度の割出しを実現し、正転・反転しても位置決め精度は保たれます。予圧量やかみ合い本数によって微妙に変化するかみ合い状態を、カム曲線を補正することで一定に保つ方法を開発し、より高い割出精度、均一予圧を実現しました。

■高速位置決め転がり接触であるため、ウォームの2～3倍の高速回転が可能です。非生産時間であるワーク位置決め時間を大幅に短縮し、サイクル短縮に貢献します。

■高剛性ローラーは独自設計の打ち込みタイプです。市販品と比較してシャフト径を大きく取ることができ、ウォーム以上の剛性を確保しています。

■メンテナンスフリー初期摩耗を考慮した予圧が設定されているためバックラッシュのない状態は長期間保持されます。ウォームで定期的に必要であったバックラッシュ調整も不要になります。

■コストダウン・省エネルギーサイクル短縮、メンテナンス時間の解消、伝達効率向上による使用電力低減により、トータルでコストダウンに貢献します。

特長
■ローラーギヤ駆動ローラーを介した転がり接触によりノーバックラッシュのかみ合いを実現。高精度で高速 (ウォームの2～3倍) の回転位置決めを実現しました。

■エア／ハイドロクランプ独自に開発した内蔵式エアハイドロディスクブレーキは増圧機構により高いクランプ力を発生します。高速送りや高負荷切削に対しても対応可能です。動力は空圧で油圧源を必要としません。

■3ローラベアリング出力軸の軸受は3ローラベアリング (内製) を採用しました。この軸受には予圧が付加されており、ガタのない高精度な回転を実現します。背面にも軸受を設け両もち構造による高いラジアル剛性を確保しています。