工業用潤滑油装置の加熱用熱媒体油 (可燃性液体類) ハイサームP
富士興産株式会社

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この製品について

■商品概要ハイサームPは、引火点250℃以上を有する可燃性液体類に分類される鉱油系熱媒体油です。ハイサームPは高度精製基油を使用しており、高温酸化安定性ならびに熱安定性が非常に優れているため、長時間の使用でもスラッジの生成を抑制します。

特長
■引火点が250℃以上ハイサームP (Plus) は250℃以上の引火点を有し、消防法において、危険物には該当せず、可燃性液体類に分類される商品です。

■熱安定性、酸化安定性に優れている循環使用される熱媒体油には熱分解安定性と高温酸化安定性が強く求められます。これらの性能が低いとカーボンやスラッジが生成され管壁などに付着すると、熱媒体油の熱伝導率が低下するとともに循環不良を起こします。ハイサームPは、熱・酸化劣化を起こしやすい成分を高度な特殊精製工程で除去した上に特殊添加剤を配合したものです。このため、高温で長時間使用してもスラッジの生成が少なく、装置の円滑な運転が可能で保守管理が容易となります。

■揮発性・蒸気圧が低く、引火点が高いハイサームPは、蒸発損失が少なく、また蒸気圧も低いので、循環系統の蒸気閉塞や、ポンプのキャビテーションを防ぎます。

■低温流動性が良く、粘度変化も少ないハイサームPは、流動点が低く低温流動性に優れているため、 装置始動時の局部過熱を防ぎます。また粘度指数が高いため、温度変化による粘度の変動が少なく、安定した流動性を維持します。

■毒性、臭気がないハイサームPは、石油炭化水素系であるため安全性が高く、特有な臭気がありません。

■加熱効率が良いハイサームPは、比熱、熱伝導度が高く、単位量当たり授受できる熱量が大きく経済的です。

■用途・ゴムおよびプラスチックの成形、加硫、カレンダ処理。
・アスファルトプラント、および燃料タンクの加熱。
・タイル、リノリウム、紙製品ルーフィング材含浸、はり合わせ、接着、乾燥。
・木材、合板、ベニアの乾燥、はり合わせ。
・染料、油脂工業、化学薬品、ワニス、樹脂、その他化学工業などでの合成。
・電線および電気部品、機械部品の塗装、絶縁、接着、乾燥。
・印刷でのロール加熱
・パネルヒータ

■荷姿200lドラム、20lペール缶