鎧を纏った高強度アルミファスナーアルアーマ
株式会社八幡ねじ

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この製品について

鎧を纏った高強度アルミファスナー。特殊陽極酸化皮膜処理により、強度・耐食性・絶縁性に優れたアルミファスナーを実現。

■高強度・A6056W:引張強度400N/m2以上
・A7050W:引張強度574N/m2以上
一般的な鉄製ねじと変わらぬ引張強度を実現。

■耐応力腐食割れ材質A7050Wでは締結状態にて3,000時間にも及ぶ塩水試験でも異常なし。

■絶縁性500Vの電流にも高い電気抵抗値を発揮。電蝕対策に最適。

■アルアーマとは・従来の硬質アルマイト処理：ねじ山の頂点と谷底が薄膜に。腐食・割れの原因に。
・アルアーマ：均一な被膜を形成。腐食・割れの心配がない。
アルミの鍛造技術＋均一な陽極酸化皮膜処理技術＝アルアーマ。

耐応力腐食割れ
■耐食性試験・300サイクルに及ぶ塩水交互浸漬試験結果を比較 (A7050Wにて実施) 
・試験条件：試験品を治具に破断トルクの90%で固定 (治具はステンレス製) 。
・1サイクル： (1) 塩水浸漬10分 (塩化ナトリウム3.5±0.1%) 、 (2) 大気開放50分

■アルアーマ以上を認めず

■硬質アルマイト処理応力腐食割れが発生

■生地品過度の腐食が発生

アルアーマ処理が最も良好な結果となった

絶縁性
■絶縁性試験電極を距離3cmの2点間に取り付け、電気抵抗値を測定した。
・アルアーマ皮膜40μm：125V→∞・250V→∞・500V→∞
・アルアーマ皮膜80μm：125V→∞・250V→∞・500V→∞
500Vまで高い電気抵抗値を確認。高い電流にも絶縁性を発揮。

提案
■熱膨張係数によるゆるみ対策と軽量化問題点：鉄とアルミダイキャスト・樹脂の熱膨張係数が違うため温度変化によってゆるみが発生する。

・温度変化によるゆるみ防止。
・材質変更でねじ重量が約1/3に。

アルミねじは温度変化による軸力変動が小さい。