主機遠隔操縦装置遠隔操縦装置
阪神内燃機工業株式会社

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この製品について

■主機遠隔操縦装置とは船舶に搭載されたエンジンを操舵室の操縦盤から操縦する装置です。またエンジンの保護装置や警報装置も含まれ、エンジンの異常時には警報を発令し、重度な場合はエンジンを停止しエンジンを保護する装置です。

■特長船舶の操舵室操縦盤から操縦ハンドル1本で前後進の切換えとエンジンの回転数を操縦できます。また操縦盤にはエンジンの回転計や圧力計が装備され運転状態を把握できます。エンジンの異常を検知した場合は警報表示灯と鳴り物で異常を知らせます。

■遠隔操縦装置船舶はプロペラを回転させることで推力を発生させ、前に進ませたり後ろに進ませたりします。この操作を船橋と呼ばれる視界が良い海全体が見渡せる部屋から行うための装置です。

■特長・確実な作動により、主機関と推進装置の能力をフルに引き出すことを目的とし、蓄積された経験をもとに最新の技術を駆使して開発されています。
・多様化する機関仕様、高度化する運航管理の要求に対応し、個々の船舶に対してきめ細かく検討し最適仕様を決定します。
・各種インターロック (安全装置) が組み込まれ、万一の誤操作に対しても機関を保護し、事故を未然に防止する安全設計です。
・主機関警報装置および自動保護装置は、何らかの異常が発生した場合、その異常の程度によって、警報発令－自動減速－自動停止と段階的に処置する信頼性の高いシステムです。
・NK、BV、KR、ABS、CCSなど、各船級協会の無人化クラスにも多くの実績があります。

■お客様に選ばれる理由当社はいろいろなタイプのエンジンを製造しており、その各エンジンの特長をよく知った当社がその特長を活かした制御ができる装置です。また、シンプルなものから高度なものまで多種多様な仕様に対応ができます。

また、当社オリジナルで40年以上の実績があるシステムを採用し信頼性が高く、また、1隻1隻お客さの要望に合わせた製品づくりをし、1品1様の仕様で製造し供給しているため使い易さや配置の見やすさで高評価を得ています。