機関モニタリングシステムと高度船舶安全管理システム HANASYS EXPERT-HANASYS EXPERT

機関モニタリングシステムと高度船舶安全管理システム HANASYS EXPERT
阪神内燃機工業株式会社

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この製品について

■機関モニタリングシステムと高度船舶安全管理システムとは機関モニタリングシステムは船舶に搭載されたエンジンに各種センサを取り付け、船舶及び陸上でエンジン状態をモニタリングするシステムです。高度船舶安全管理システムはモニタリングしたエンジン状態を基に、異常時の対応や保守や点検を含む整備計画を立案・支援するシステムです。

■特長機関モニタリングシステムはエンジンに精通した技術者に限らず、見やすさ使いやすさをコンセプトに、エンジンに精通していない方でもエンジンの状態が一目で把握することができます。機関モニタリングに特化したシステムから、陸上支援を含めたシステムまで、船舶やお客様の環境に応じた最適なシステムを提供いたします。

■HANASYS EXPERT (ハンシン高度船舶安全管理システム) HANASYS-EXPERT (ハナシスエキスパート) は船－陸間通信により本船主機関の状態を遠隔監視して異常や故障の予知を検知して重大な故障に発展する前に適切な処置を行うシステムです。エキスパート診断は工場運転成績との比較や各計測値のトレンドにより主機関の状態の変化を確認把握することによって経年劣化箇所の推定と保守管理を行うべき時期等を定量的に判断できる利点があります。

従来のモニタリング装置で採取できる温度、圧力等のデータに加え筒内圧センサ、リング間圧力センサ、燃料噴射管内圧力センサ、クランク角度検出センサ等の高機能センサによってより詳細に状態を監視しております。

この技術を基礎としてハンシン高度船舶安全管理システムを構築し、2010年に内航海運業界で初めて実船で高度船舶安全管理システムの認定を国土交通省から受けました。その後も高度船舶安全管理システムを採用される船が計画され実船での搭載実績は21隻に達しています。

■内航船の効率的な運用を目指します・高機能センサ燃焼解析技術とIT技術で機関を陸上から監視、診断
・推進機関の保守管理を最適化
・安全性と経済性を確保

■期待される導入の効果・重大故障が未然に防止されます→運航の安全性・信頼性および運航効率の向上
・運航・保守管理業務を陸上支援します→船内作業軽減
・機関診断・部品の状態監視により、保守費用削減→点検整備部品交換を最適化