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密着性付与剤およびカップリング剤-BYK-3941 P
密着性付与剤およびカップリング剤-ビックケミー・ジャパン株式会社

密着性付与剤およびカップリング剤
ビックケミー・ジャパン株式会社



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この製品について

コーティングやプラスチックの分野では、界面の状態が最終製品の性能に大きく影響します。中でも固体と液体、あるいは、異なる固体が混ざる時に界面が作られます。例えば、プラスチックコンポジットで基材にコーティングあるいはフィラー添加で強度を上げる場合です。分子構造や物理的な力が層間密着性を最終的に決定するのです。密着性付与剤およびカップリング剤の目的は、これらの段階で安定した結合に寄与することです。作用機構や適用分野によって、添加剤を別々に使い分けることは現実的ではありません。 密着性付与剤、カプラー、カップリング剤あるいは改質剤の用語を聞くと、同じ添加剤が異なる用途向けに用いられるように思われます。合成コンポジットの機械特性の向上用にカップリング剤が用いられ、同様に基材との密着性付与ににも用いられる場合もあります。 定義はさておき、これら添加剤が機械的密着のの向上、コンパウンドを簡素化し、機械性能を強化することで、古い塗装面での密着、耐防汚性、耐水、耐腐食性に有効です。 製品データ

■組成

酸性粘着基を有した二酸化ケイ素に吸着させたヒドロキシ官能性コポリマー

■一般性状

本データシートに記載された数値は代表値であり、品質規格ではございません。

■適用分野

粉体塗料

■特長

BYK-3941 Pは、さまざまな前処理を施した金属基材への粉体塗料の密着性を向上させます。また、非金属基材用の粉体塗料への使用にも有効です。この密着性向上は、自然塩水噴霧試験 (NSS) や、粉体塗料の密着性試験に用いられるその他の標準的な試験方法において、より良い結果を示しています。

■推奨用途

BYK-3941Pは、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂をベースとするすべての粉体塗料・塗装系に推奨します。また、ポリエステルとエポキシ樹脂の混合配合にも最適です。本製品は、通常、BYK-368PやBYK-3900Pなどのレベリング剤と組み合わせて使用することが必要です。

■推奨添加量

全配合に対して添加剤として、0.5-3 %。推奨添加量は初期値としてご利用下さい。最適添加量は実際に試験を行い、決定して下さい。

  • シリーズ

    密着性付与剤およびカップリング剤

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密着性付与剤およびカップリング剤 品番1件

商品画像 品番 価格 (税抜) 有効成分 屈折率 (20°C) 焼成後残渣 形状
密着性付与剤およびカップリング剤-品番-BYK-3941 P

BYK-3941 P

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