ロックナット KAN
レコサポート株式会社

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この製品について

■ドゥリマイテック社の精密ロックナットは一般的なナットとして使用できるのはもちろん、高精密な工作機械用主軸や送りねじ部のベアリング締結など精度要求が厳しい箇所にもご使用いただける精密ロックナットです。弊社では要求度の高い、RoHS指令、JIG24などグリーン調達にも当初より対応しており, 安心してご使用いただけます。

また、高い精度を保つため、それぞれの精度確認を適宜行いながら一個づつ丁寧に製作しております。 (KZMほか) 高い精度と同時に振動に対する安定した弛み止め機能を備えたナットもラインナップしております。 (KANナット) 

■特長・軸力、予圧を調整が容易にできます。
・振動に強く、精度の調整と強力な締結ができます。
 
■用途一般、精密ベアリング、ギヤ、プーリ、ボールスクリュサポートベアリング他
 
■仕様・材質 : S45C | 硬度 : HrC 22 - 28
・ねじ精度 : ISO4H等級
・ねじ直角度 : ㅗ0.002~0.007
・表面処理 : 黒色酸化皮膜

■KANナットの組付け方法説明1. 雄ねじ軸を清浄にします。
2. KAN ナットの各ボルトを弛めます。
3. KAN ナットを雄ねじにねじ込み、端面とのすきまが1~2mm 程度になるまで閉めこみます。
4. KAN ナットのボルトを対角線に均等に締め付けていき、ナット端面の倒れに注意しながらすきまを減らしていきます。
5. 次に必要な軸力の3-5倍で可能な範囲の力でKANナットを締め付け、仮組をします。
  注意) この作業はナットの初期化に重要な作業です。
6. 一旦弛めて再度端面の倒れに注意しながら、ボルトを対角線にかつ均等に締め付けていきます。
  この時、KANナットがようやく回る程度まですきまを減らしていきます
7. KANナットを適切な軸力で締め付けます。
8. 全てのボルトを対角線にかつ均等に規定値のトルクで締め付け、軸に固定します。
9. さらに必要な箇所のボルトを微調整することで軸の振れを取り、芯出しを行う場合がありますが、その場合はボルト弛めすぎないように、作業終了時にかつ全てのボルトにテンションが掛かった状態であることを確認してください。