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IR/VUV-CaF2単結晶基板-窓・レンズ・ラマン基板 ■用途 光学系レンズやウインドウとして用いられます。 ウィンドウとしては主に多結晶が主流ですが、単結晶C軸に統一されていることも多いです。ユウロピウム(Eu)をドープすることでガンマ線向けシンチレータとしても有効です。 結晶構造が立方体であるので、光学的特性と機械的特性両方に関して自然に等方性で、複屈折や不均一な熱膨張を 引き起こすことなく任意の方向で使用することができます。 CaF2結晶≒蛍石。無色。色収差がほぼ皆無。 市販品では光学ガラスに代わる高性能望遠レンズなどに使われており、高性能レンズ制作のために大口径化が望まれ、時々大口径化に成功した企業のニュースが流れています。 直径の小さいは数千円で購入可能ですが、直径が大きくなればなるほど、結晶育成にかかる費用やリスクが増大するので、非常に高価な材料となります。また用途によってグレードが存在します。 ■機能 130nm~9,000nm非常に広いスペクトル範囲があり、透過率は約90%を維持、紫外線、赤外線のスペクトルに関わる様々なアプリケーション光学窓、プリズム、レンズに適用されております。 また、Euを添加して、低エネルギー・粒子検出 (シンチレータ) にも利用可能です。 ■グレード CaF2結晶は純度によって5種類のグレードがあります。 すべてのグレードにおいてIR帯域全体に良好ですが、 UV帯域や分光法アプリケーションではグレードを選択する必要があります。 ・IRグレード (多結晶・天然採掘品を精製) ・UVグレード (複屈折をIRグレードより抑える。人口生成単結晶) ・VUVグレード (真空紫外域における放射線誘発色の影響を更に受けにくくする) ・エキシマグレード: (真紫外向け高透過率90~95%の最高品質等級) ・ラマングレード: (ラマン顕微鏡向けバッググラウンドを阻害しない特別な品質)
透過波長範囲
dn/dT
分子量
175.36
へき開
-111
dn/du
1.95um
せん断弾性率
25.4GPa
バルク弾性率
56.4GPa
弾性係数
C₁₁=89,.2,C₁₂=40.0 C₄₄=25.4
誘電定数
7.33 (1MHz)
原子番号
56.9
放射長
2.06cm
カットOFF波長
135nm
発光ピーク波長
310 (slow) 220 (195) (fast)
減衰時間
630 (slow) 0.6-0.8 (fast)
発光量 (Nal:Tl 100%) (γ線)
16~20% (slow) 3~4% (fast)
格子定数
a=5.46295Å
熱拡散率
3.3~3.6x10⁻⁶m² S⁻¹
破壊係数
6.5 MPa
モース硬度
4
剛性率
33.77GPa
型番
CaF2シリーズ
光学窓・赤外分析分光結晶取扱企業
株式会社トゥーリーズMetoree経由で見積もり
2024年12月5日にレビュー済み
顧客対応への満足度
今回は残念ながら取引には至りませんでしたが丁寧な対応で好感が持てました。
初回対応までの時間への満足度
1.49時間
商品画像 | 価格 (税抜) | 結晶構造 | 密度 | 溶解度 | 融点 | へき開 | 透過波長範囲 | 屈折率 | 反射損失 | 吸収係数 | dn/dT | 熱伝導率 | 熱膨張係数 | 比熱 | ヤング係数 | ヌープ硬度 | ポアソン比 | 格子定数 | 熱拡散率 | 破壊係数 | モース硬度 | 剛性率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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要見積もり | 立方晶系蛍石型構造 | 3.18g/cm³ | 0.016g (20℃/水) | 1,360℃ | -111 | 130~1,2000nm | 5um/1.39908 | 5um (両面) 5.4% | 2.7um 7.8x10⁻⁴cm | -10.6x10⁻⁶K | 20℃/9.71W m/K | 18.85x10⁻⁶K at 298K | 854Jkg/K | 75.8 GPa | 158.3k | 0.26 | a=5.46295Å | 3.3~3.6x10⁻⁶m² S⁻¹ | 6.5 MPa | 4 | 33.77GPa |