全てのカテゴリ
閲覧履歴
■特徴 一軸性結晶で、層状構造を持つため異方性が強く、大きな複屈折を有する。その結果、SHG限界波長は205nmと短くなる。また、非線形光学定数が大きいといった特徴も持つ。 Nd:YAGレーザーの4HG,5HGが可能であるが、複屈折が大きすぎるため、角度・温度変動に対する許容幅が狭くなり、さらにウォークオフ角も大きくなる。 加えて、吸収端が190nmと比較的長波長にあるため、高出力深紫外光発生時に光損傷が問題となる場合がある。 一方で、薄い素子を必要とするフェムト秒パルスの波長変換に適しており、フェムト秒Ti:sapphireレーザーからの可視、紫外光発生などに利用されている。
結晶構造
結晶格子定数
熱伝導率 W/m/K
非線形係数
セルマイヤー方程式 (λ in μm)
損傷閾値
SHG位相整合範囲
551-2,600nm (TypeⅠ) 790~2,150nm (TypeⅡ)
熱光学係数 (℃,λin μm)
dnx/dT=-9.3X10⁻⁶ dny/dT=-13.6X10⁻⁶ dnz/dT= (-6.3~2.1λ) X10⁻⁶
角度受容性
6.54mrad·cm (φ,TypeI,1,064SHG) 15.27mrad·cm (Θ,TypeⅡ,1,064SHG)
温度受容性
4.7℃・cm (TypeⅠ,1,064SHG) 7.5℃・cm (TypeⅡ,1,064SHG)
スペクトル受容性
1.0nm・cm (TypeⅠ,1,064SHG) 1.3nm・cm (TypeⅡ,1,064SHG)
ウォークオフ角度
0.6° (TypeⅠ,1,064SHG) 0.12° (TypeⅡ,1,064SHG)
非線形未損失性
d₃₁=1.05±0.09pm/V d₃₂=0.98±0.09pm/V d₃₃=0.05±0.006pm/V
透過範囲
0.35~5.5um
平均屈折率
1.8
吸収損失 %/cm@1,064nm
<0.05
吸収損失 %/cm@1,533nm
<0.05
吸収損失 %/cm@3,475nm
<5
位相整合角度nm
1,075~1,134nm
波長
ポンプ光:1,064nm シグナル:1,533nm アイドラ:3,475nm
電気光学定数 (低周波)
r₃₃= 37.5 pm/V r₂₃=15.4 pm/V r₁₃=11.5pm/V
SHG 1,064/532nm
位相整合角:168.9° (YZ寄りのZ軸から起点) Deff:3.0±0.1pm/V 受容角度:2.32arad/cm ウォークオフ角:25.6mrad 受容温度:2.17℃/cm
型番
BBO非線形結晶-BaB2O4シリーズ
波長変換時に使用 非線形結晶取扱企業
株式会社トゥーリーズMetoree経由で見積もり
2024年12月5日にレビュー済み
顧客対応への満足度
今回は残念ながら取引には至りませんでしたが丁寧な対応で好感が持てました。
初回対応までの時間への満足度
1.49時間
商品画像 | 価格 (税抜) | 損傷閾値 |
---|---|---|
![]() |
要見積もり |
>500MW/cm²@10ns, 10Hz, 1064nm/AR coated >1GW/cm²@10ns, 10Hz, 1,064nm/polishing only |